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目ざめよ! 2004
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おもちゃのない幼稚園

ドイツの「目ざめよ!」執筆員

ある朝,子どもたちが幼稚園に来てみると,どの教室にも,備品以外のものは何もありませんでした。人形やゲームや動物の縫いぐるみを探しましたが,見当たりません。絵本や積み木もありません。紙やはさみまでないのです。おもちゃは全部取り除かれていて,3か月は戻って来ません。いったい,どうしたのでしょうか。

これは,“おもちゃのない幼稚園”と呼ばれ,注目すべきこの革新的な企画に参加しているオーストリア,ドイツ,スイスで増えています。妙な感じがするかもしれませんが,欧州連合の保健専門家によって高く評価されたこの企画の目的は,依存症の防止にあります。最近になって研究者たちは,幼い時から人と接する技術を身につけておけば,どんな依存症にもなりにくくなるということを理解するに至りました。ある新聞記事は,その技術に含まれるものとして次のようなものを挙げています。「コミュニケーションの技術。すぐに人と親しくなり,争いをうまく処理し,自分の行動に対して責任を取り,自分に仕事を課し,問題を見抜き,援助を得,解決策を見いだす能力」。この計画を推進する人々によると,そうした技術は,できるだけ早くから身につける必要があります。おもちゃのない期間はその目的を果たすのに役立ち,創造性を高め,自信を強めるということです。

おもちゃのない3か月については注意深く計画され,親子双方との話し合いが行なわれました。初めのうちは,おもちゃがなくて困る子どももいます。「最初の4週間は,子どもたちが騒ぎ回る保育園もあって」,これを計画した人たちは困り果てている,と記事にはあります。それでも子どもたちは順応性や創造性を身につけます。おもちゃがないので,ほかの子に相談したり,いろいろ考えたり,一緒に遊んだりすることが増え,人との接し方や話し方が上手になります。以前はおもちゃの後ろに“隠れていた”子どもたちも,今では友達を作っています。親も良い変化に気づいています。遊んでいる時の振る舞いが以前より良くなり,創造性も向上したということです。

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