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聖書を毎日調べる 2025
調25 118–128

12月

12月1日,月曜日

死者が生き返る。(ルカ 20:37)

エホバには亡くなった人を復活させる力があるのでしょうか。もちろんです。エホバは「全能者」です。(啓 1:8)それで,死という敵でさえ打ち負かすことができます。(コリ一 15:26)エホバに復活させる力があると言えるもう1つの理由は,無限の記憶力を持っているということです。エホバは,全ての星をそれぞれ名前で呼んでいます。(イザ 40:26)亡くなった人たちのことも忘れずに覚えています。(ヨブ 14:13。ルカ 20:38)亡くなった人が生きている間に経験したことや,その人の記憶や遺伝情報といった細かなことさえ,エホバは覚えているのです。このように,私たちは亡くなった人を復活させるというエホバの約束を信じることができます。エホバがその約束を果たしたいと思っていて,そうするための力も持っているからです。信じられる理由はほかにもあります。エホバが亡くなった人をすでに復活させたことがある,ということです。聖書には,イエスや幾人かの人がエホバの助けで亡くなった人を復活させたことが記録されています。塔研23.04 16:7-9

12月2日,火曜日

塩で味付けされた快い言葉を語るように心掛けましょう。(コロ 4:6)

温和な態度でよく言葉を選んで話すなら,相手はもっと聞きたいと思い,会話が続いていくかもしれません。もちろん,ただ議論したり批判したりしようとしている人とは,話し合いを続ける必要はありません。(格 26:4)でも,そのような人と出会うのはまれなことで,多くの人は聞いてくれるでしょう。温和な人であることを目指すなら,多くの良い結果につながります。議論になりそうな質問に答えるときや理不尽なことを言われたときには,温和でいられるよう,エホバに力を祈り求めましょう。あなたが温和であるなら,意見の違いがあったとしても,それが言い争いに発展してしまうのを避けられます。私たちの温和で敬意のこもった話し方を聞いた人たちは,エホバの証人や聖書に対する見方を変えるかもしれません。それで,自分の信じていることについて「いつでも弁明できるよう」にしておき,「語る時には,温和な態度と深い敬意を示しましょう」。(ペテ一 3:15)そうするなら,あなたも温和で強い人になることができます。塔研23.09 39:18-19

12月3日,水曜日

辛抱強さを身に着けましょう。(コロ 3:12)

辛抱強い人の特徴を4つ考えてみましょう。1つ目に,辛抱強い人はすぐに怒りません。気に障ることをされたときにも,仕返しするのではなく,穏やかでいるようにします。ストレスを感じるときにも,ほかの人に厳しく接したりはしません。(出 34:6)2つ目に,辛抱強い人は穏やかに待つことができます。自分が思った以上に時間がかかっている場合でも,いらいらしたりせかしたりはしません。(マタ 18:26,27)3つ目に,辛抱強い人は慌てて行動しません。重要なことを行うときに,慌てて取り掛かったり急いで片付けたりはせず,まずはきちんと計画を立てます。そうするなら,やるべきことを行うために十分時間を取ることができます。4つ目に,辛抱強い人は,ネガティブなことばかり言わずに試練を忍耐しようとします。試練を忍耐するときにも前向きでいるように努力します。(コロ 1:11)クリスチャンである私たちは,こうした4つの点全てを意識する必要があります。塔研23.08 35:3-6

12月4日,木曜日

エホバは心を調べる方である。(格 17:3)

私たちが心を守ることはどうして大切でしょうか。エホバは心を調べる方です。人の見えるところではなく,内面に注目しています。永遠の命につながるエホバの教えについていつも考えている人は,エホバから愛されます。(ヨハ 4:14)サタンやサタンの世界が広めている不道徳な行いやうそに影響されてしまうことはありません。(ヨハ一 5:18,19)エホバのことを身近に感じるようになればなるほど,エホバへの愛や敬意が深まっていきます。お父さんエホバを悲しませたくないと思うので,罪を犯すことについて考えることさえしません。クロアチアのマルタ姉妹は,不道徳なことを行いそうになったことがありました。こう書いています。「理性的に考えるのは大変でした。間違ったことをしたいという気持ちに負けそうになりました。でも,エホバへの畏れの気持ちが助けになりました」。どのようにでしょうか。姉妹は,悪い決定をしたらどんな結果になるかをじっくり考えました。私たちも同じようにすることができます。塔研23.06 28:3-4

12月5日,金曜日

主権者である主エホバはこう宣言する。「……あなたたちの中で,異国の人々の目の前で,私が神聖なものとされる時,異国の人々は私がエホバであることを知らなければならなくなる。」(エゼ 36:23)

エホバがご自分の名誉を回復し,お名前を神聖なものとしようとしていることをイエスは知っていました。それで弟子たちにこう祈るように教えました。「天におられる私たちの父よ,お名前が神聖なものとされますように」。(マタ 6:9)イエスは,この問題が人間にとっても天使たちにとっても一番大きな問題であることを理解していました。イエスは誰よりもエホバのお名前を神聖なものとしました。でも敵たちは,イエスが神を冒瀆したと言ってイエスを逮捕しました。イエスにとって,神の名を汚したと訴えられたことはこの上なくつらいことでした。だからこそ,逮捕される数時間前,イエスは「深く苦悩し」たのでしょう。(ルカ 22:41-44)塔研24.02 6:11

12月6日,土曜日

家庭は知恵によって築き上げられ[る]。(格 24:3)

命を目指す競走を走っている私たちは,自分の家族よりもエホバとイエスを愛する必要があります。(マタ 10:37)だからといって,家族の中での責任を果たさなくてよいということではありません。エホバとイエスに喜んでいただくためには,こうした責任をきちんと果たす必要があります。(テモ一 5:4,8)エホバは,夫と妻に対してお互いに愛と敬意を示し合うように,親に対しては子供を愛情深く教えるように,子供に対しては親に従うようにと言っています。それぞれがこうした点を努力するなら家族みんなが幸せになれる,ということを知っているからです。(エフェ 5:33; 6:1,4)夫も妻も子供も,聖書のアドバイスに頼ることが大切です。感情や,専門家の意見や,自分が住んでいる地域の常識に頼ってはいけません。聖書に基づく出版物を活用しましょう。そうするなら,聖書の原則をどのように当てはめるとよいか,役立つ提案を見つけることができます。塔研23.08 36:6-7

12月7日,日曜日

それを昼も夜も小声で読まなければいけない。そこに記されている全てのことを注意深く守るためである。そうすればあなたは成功し,賢く行動できる。(ヨシュ 1:8)

姉妹たちは生活に役立つスキルを身に付ける必要があります。子供の頃に身に付けたスキルがその後の人生でずっと役立つこともあります。例えば,上手に読み書きできるようになることです。ある文化圏では,女性は読み書きできなくてもいいと考えられています。でも,これは全てのクリスチャンにとってとても大切なスキルです。(テモ一 4:13)それで,大変だとしても学び続けましょう。そうするなら,仕事を探したり続けたりする上で役立つかもしれません。また,聖書を深く学んだり,他の人に上手に教えたりできるようにもなるでしょう。そして何よりも,聖書を読んでじっくり考えることによって,エホバとの絆を強めることができます。(テモ一 4:15)塔研23.12 52:10-11

12月8日,月曜日

エホバは,神への専心を示す人々をどのように試練から救い出すかを知っています。(ペテ二 2:9)

誘惑に抵抗できるようエホバに助けを求めましょう。私たちは不完全なので,間違ったことをさせようとする誘惑にいつも抵抗する必要があります。でもサタンは,この面で私たちに大変な思いをさせようとして,できる限りのことをしています。例えば,不道徳なエンターテインメントを使います。そうしたものを楽しむと,良くないことばかり考えるようになってしまうでしょう。やがて,心も汚されて重大な罪を犯してしまうかもしれません。(マル 7:21-23。ヤコ 1:14,15)誘惑に抵抗するためには,確かにエホバの助けが必要です。イエスも模範的な祈りの中で,「私たちを誘惑に陥らせないで,邪悪な者から救い出してください」と祈るよう教えました。(マタ 6:13)エホバは私たちのことを助けたいと思っています。でも,私たちの方から助けを求める必要があります。そして,祈りに沿った行動を取ることも大切です。塔研23.05 20:15-17

12月9日,火曜日

三つよりの綱は素早く断ち切ることができない。(伝 4:12)

夫婦の両方がエホバとの絆を大事にしているなら,エホバからのアドバイスを喜んで当てはめようとするでしょう。そうするなら,お互いへの愛を弱めるような問題を避けたり乗り越えたりすることができます。エホバとの絆を大事にしている人は,エホバに見習って親切や辛抱を示し,快く許すよう努力します。(エフェ 4:32–5:1)夫婦でこうした点に取り組むなら,お互いへの愛が強くなっていきます。結婚して25年以上になるレナ姉妹はこう言います。「エホバとの絆を大事にしている人には,愛や敬意を示しやすいものです」。聖書中の例を考えてみましょう。エホバはメシアになるイエスの両親としてヨセフとマリアを選びました。たくさんいたダビデの子孫の中から,この2人が選ばれたのはどうしてでしょうか。2人ともエホバとの強い絆を持っていたからです。それでエホバは,この2人ならきっとご自分のことを一番に考えて家庭を築いていくはずだ,と思いました。塔研23.05 23:3-4

12月10日,水曜日

皆さんを教え導いている人たちに従[ってください]。(ヘブ 13:17)

会衆で「教え導いている」兄弟たちは指導者であるイエスとは違い,完全ではありません。それで,兄弟たちから従いにくい指示を与えられた時には,葛藤を感じるかもしれません。ペテロも同じような気持ちになったことがあります。モーセの律法で汚れているとされていた動物を食べるようにと天使から言われた時,ペテロは3回も断りました。(使徒 10:9-16)どうしてでしょうか。その指示を受け入れにくく感じたからです。一方,パウロは与えられた指示に従いました。ある時,エルサレムの長老たちは,4人の人と一緒に神殿へ行って儀式上の清めをするようにとパウロに言います。パウロがモーセの律法に従っていることを示すためです。パウロは何も悪いことをしていませんでしたし,クリスチャンがモーセの律法に従う必要はもうありませんでした。それでも,パウロは「次の日にその人たちを連れていって一緒に儀式上の清めをし」ました。(使徒 21:23,24,26)このようにパウロが進んで従ったことによって,一致の絆が強まりました。(ロマ 14:19,21)塔研23.10 42:15-16

12月11日,木曜日

エホバは,ご自分を畏れる人を親しい友と[する]。(詩 25:14)

誰かと親友でいるためには,畏れの気持ちが必要だとは思わないかもしれません。でも,エホバと親しい友になりたいと思うなら,エホバを「畏れる」必要があります。どれほど長くエホバに仕えてきたとしても,エホバへの畏れの気持ちを持ち続けることは大切です。では,エホバを畏れるとはどういうことでしょうか。エホバを畏れる人は,エホバを愛し,エホバとの友情を傷つけるようなことは決してしたくないと思うものです。イエスはそのような「畏れ」を持っていました。(ヘブ 5:7)エホバに恐怖心を抱くことはありませんでした。(イザ 11:2,3)エホバのことを心から愛し,喜んでエホバに従いました。(ヨハ 14:21,31)私たちもイエスと同じように,エホバに深い敬意と畏敬の気持ちを持っています。エホバが愛情深く,賢く,公正で,力強い方だからです。エホバは私たちのことを深く愛していて,私たちがご自分のアドバイスにどう応じるかに関心を持っています。私たちは,エホバを喜ばせることもできれば,悲しませてしまうこともあるのです。(詩 78:41。格 27:11)塔研23.06 27:1-2,5

12月12日,金曜日

ウジヤは強くなるとすぐに心が傲慢になって身を滅ぼした。……エホバ神に対して不忠実なことをしたのである。(代二 26:16)

ウジヤ王は力を持つようになると,全てがエホバのおかげであることを忘れて,感謝しなくなりました。何が学べるでしょうか。私たちが得ている全ての良いものはエホバから来ているということを忘れてはいけません。自分の成し遂げたことについて誇るのではなく,エホバに感謝するようにしましょう。(コリ一 4:7)自分が不完全で,矯正を必要としていることを謙虚に認める必要があります。60代のある兄弟はこう言っています。「ほかの人から間違いを指摘された時に,くよくよ考え過ぎないようにしています。くだらない失敗をして正されることも時々ありますが,そこから学んで前へ進むようにしています」。エホバへの畏れと謙虚な心を忘れないでいるなら,幸せな生き方ができます。(格 22:4)塔研23.09 38:10-11

12月13日,土曜日

皆さんには忍耐が必要です。神の望むことを行った後,約束されたものを受けるためです。(ヘブ 10:36)

1世紀のクリスチャンは忍耐する必要がありました。誰もがぶつかる問題に加えて,クリスチャンだからこそ経験する問題もありました。多くの人は,ユダヤ人の宗教指導者やローマ当局だけでなく,自分の家族からも迫害されました。(マタ 10:21)会衆では,背教者が分裂をもたらす教えを広めることもあったので,影響されないように闘う必要がありました。(使徒 20:29,30)そうした中でも,1世紀のクリスチャンは忍耐することができました。(啓 2:3)何が助けになったのでしょうか。ヨブなどの聖書中の手本についてじっくり考えました。(ヤコ 5:10,11)力を求めてエホバに祈りました。(使徒 4:29-31)そして,忍耐するならどんな良い結果になるかに目を向けました。(使徒 5:41)私たちも,聖書や出版物に載せられている手本を学んでじっくり考えるなら,忍耐することができます。塔研23.07 29:5-6

12月14日,日曜日

ですから,王国と神から見て正しいこととをいつも第一にしなさい。そうすれば,こうしたほかのもの全ても,あなたたちに与えられます。(マタ 6:33)

エホバとイエスは私たちのことを見放しません。ペテロは,キリストを知らないと言った後,人生の分かれ道に立たされました。一つはキリストの弟子をやめるという道,もう一つは頑張り続けるという道です。イエスは,ペテロの信仰が尽きないように祈願したこと,そして仲間の兄弟たちを力づける人になると確信していることをペテロに伝えていました。(ルカ 22:31,32)ペテロは,イエスのこの言葉を思い出すたびに安心したことでしょう。私たちも,道に迷う時があるかもしれません。そんな時エホバは,愛情深い牧者によって私たちを安心させ,強い信仰を保てるように助けてくれるでしょう。(エフェ 4:8,11)エホバは,ペテロや使徒たちに必要な物を与えました。私たちが生活の中で宣教を第一にするとき,エホバは同じように支えてくださいます。塔研23.09 40:14-15

12月15日,月曜日

立場が低い人に親切にする人はエホバに貸しており,神はその行いに報いてくださる。(格 19:17)

エホバは,私たちが示すどんな小さな親切も見逃すことはありません。それを貴重な犠牲,また借りと見て報いてくださいます。あなたが以前は長老や援助奉仕者として奉仕していたなら,エホバはあなたが愛の気持ちから働いていたことを決して忘れたりされません。(コリ一 15:58)そして,今も愛を示し続けていることをよく知っています。では,これからもエホバと人々への愛を深めていきましょう。エホバはそのことを願っています。聖書を読んでじっくり考え,いつも祈るなら,エホバへの愛を深めることができます。兄弟姉妹の助けになることを行うなら,仲間への愛を深めることができます。私たちの愛が深まるにつれて,エホバや仲間との絆はいっそう強まり,いつまでも続く友情を楽しむことができるでしょう。塔研23.07 30:11,13,18

12月16日,火曜日

人はそれぞれ,自分の荷を自分で負う。(ガラ 6:5)

自分の健康を守るためにどんなことをするかは,クリスチャンそれぞれが決めるべきことです。この点に関して聖書ではっきりと命じられているのは,血や心霊術を避けることなど,ごくわずかなことです。(使徒 15:20。ガラ 5:19,20)それ以外のことは各自で決定します。特定の治療法や健康法についてどんな意見を持っているとしても,兄弟姉妹の決定する権利を尊重するようにしましょう。次の点を覚えておくのは大切です。(1)完全な健康を実現できるのは,神の王国だけです。(イザ 33:24)(2)自分にとって何が良いかは,各自が考えて「確信している」べきです。(ロマ 14:5)(3)ほかの人を裁いたり,信仰の妨げになるようなことを行ってはいけません。(ロマ 14:13)(4)クリスチャンは愛を示し,自分の権利よりも会衆の一致を大切にします。(ロマ 14:15,19,20)塔研23.07 32:15

12月17日,水曜日

ナジルである間はずっと,エホバにとって聖なる人である。(民 6:8)

あなたはエホバを愛していますか。「もちろんです!」と言うことでしょう。エホバとの絆を大切にしてきた人は昔から大勢います。(詩 104:33,34)そうした人たちはエホバを崇拝するために進んで自分を犠牲にしてきました。古代イスラエルで,献じられた者すなわちナジルと呼ばれていた人たちもそうです。この言葉は,エホバに熱心に仕え,特別な犠牲を払ったイスラエル人を指しています。モーセの律法の下では,男性も女性もエホバに特別な誓約をして一定期間ナジルとして生活することができました。(民 6:1,2)この誓いには,ほかのイスラエル人が守る必要のないおきてに従うことが含まれていました。それでもエホバを心から愛し,エホバがしてくれたことに感謝していたので,ナジルになろうと思う人たちがいました。(申 6:5; 16:17)塔研24.02 7:1-2

12月18日,木曜日

エホバ[は]あなたを愛してあなたのおきてを守る人たちとの契約を守り,揺るぎない愛を示す方です。(ダニ 9:4)

聖書の中で「揺るぎない愛」と訳されているヘブライ語は,温かくて変わらない愛情という考えを伝えています。この言葉は,エホバのご自分に仕える人たちへの愛を表すときに使われます。また,神に仕える人たちが互いに示す愛を表すときにも使われます。(サム二 9:6,7)この揺るぎない愛は,強めていくことができます。どうしてそう言えるでしょうか。ダニエルの例から考えてみましょう。ダニエルのエホバへの揺るぎない愛は,その生涯中何度も試されました。でも,ダニエルが90代の時に経験した試練はとても大きなものでした。役人たちはダニエルを嫌っていて,ダニエルが崇拝している神に対して少しも敬意を抱いていませんでした。それで,ダニエルを殺すための計画を立てます。ダニエルが,神と王のどちらにしっかり付くかを試すような禁令を制定したのです。エホバに祈ることを30日間やめさえすれば,王の側に付いていることを示し,罰せられずに済みました。でもダニエルは,エホバの側にしっかり付きました。(ダニ 6:12-15,20-22)塔研23.08 33:10-12

12月19日,金曜日

引き続き愛し合いましょう。(ヨハ一 4:7)

エホバは私たちが兄弟姉妹を愛し続けることを願っています。誰かに気に障るようなことをされたとしても,その人がエホバに喜ばれることを行いたいと思っていることを疑わないようにしましょう。ただ軽率に行動してしまっただけなのかもしれません。(格 12:18)エホバは私たちが間違いをしても,いつまでも怒ったり見限ったりするのではなく,愛し続けてくれます。(詩 103:9)このような優しいお父さんエホバに私たちも倣いたいと思います。(エフェ 4:32–5:1)終わりが近づいているので,仲間との絆を強めることはとても大切です。今後迫害が厳しくなり,投獄されることもあり得ます。そういう時には兄弟姉妹の支えがますます必要になります。(格 17:17)塔研24.03 11:6-7

12月20日,土曜日

人の歩みはエホバによって導かれる。(格 20:24)

聖書には,エホバとの絆を大切にし,エホバに愛され,充実した人生を送った若者の例が載せられています。例えばダビデは,若い時にエホバを友として選び,後にエホバを愛する王になりました。(王一 3:6; 9:4,5; 14:8)ダビデの生涯について調べると,エホバに忠実に仕えていこうという気持ちが強まるでしょう。マルコやテモテについて調べることもできます。2人も若い頃からエホバに仕え,エホバに喜ばれる幸せな生き方をすることができました。あなたがどんな人生を送れるかは,今どんな生き方をするかに懸かっています。自分の考えではなくエホバに頼るなら,賢い決定ができるよう助けてもらえます。幸せで充実した生き方ができます。あなたがエホバのために努力する時,エホバはとても喜んでくださいます。優しいお父さんエホバに仕えるなら,最高の人生を送ることができるでしょう。塔研23.09 38:18-19

12月21日,日曜日

引き続き……寛大に許し合いましょう。(コロ 3:13)

使徒パウロは,クリスチャンであってもみんな完全ではないということをよく知っていました。例えば,自分がイエスの弟子になったことを兄弟姉妹から信じてもらえないことがありました。(使徒 9:26)自分の評判を落とすようなことを陰で言われたこともあります。(コリ二 10:10)責任ある兄弟が他の人に悪い影響を与えかねない間違った行動をするのを見ました。(ガラ 2:11,12)一緒に働いてきたマルコにがっかりさせられたこともあります。(使徒 15:37,38)こうした経験をすると,自分を傷つけた人たちと距離を置きたくなるかもしれません。でもパウロは仲間に対してポジティブな見方をし,エホバに仕え続けました。どんなことが助けになったでしょうか。パウロは兄弟姉妹を愛していました。その愛は仲間の欠点や弱さではなく,良いところに注目する助けになりました。また今日の聖句にある通りに仲間を許す力にもなりました。塔研24.03 11:4-5

12月22日,月曜日

主の奴隷は争う必要はありません。必要なのは,誰にでも穏やかに接すること[です]。(テモ二 2:24)

聖書には,温和であることの大切さについて学べる記述がたくさんあります。イサクの例を考えてみましょう。フィリスティア人の領地であるゲラルに住んでいた時,アブラハムの召し使いたちが掘った井戸を,ねたみに駆られた人々にふさがれてしまいました。イサクは自分の権利を守るために戦うのではなく,家族と一緒に遠い場所へ移動し,別の井戸を掘ることにしました。(創 26:12-18)でも,フィリスティア人はそこの水も自分たちのものだと主張しました。このようにひどい扱いを受けても,イサクは平和を求めて行動しました。(創 26:19-25)相手が悪意を持っているように思える時でも,イサクが穏やかでいられたのはどうしてでしょうか。いつも平和を大切にしていたアブラハムや,「物静かで温和な精神」を持っていたサラの様子をよく見て,たくさんのことを学んでいたに違いありません。(ペテ一 3:4-6。創 21:22-34)塔研23.09 39:4

12月23日,火曜日

私は……決めたことを実行する。(イザ 46:11)

エホバは愛に動かされて地上にご自分の独り子を遣わすことにしました。それは,イエスが王国について人々に知らせ,人間を罪と死から救い出すために命を与えるようにするためでした。その後,イエスを天に復活させ,神の王国の王にならせました。聖書のテーマは,エホバの名誉が回復されることです。これは,キリストの王国によって地上に対する神の目的が果たされる時に実現します。エホバの目的が変わることはありません。必ず果たすとエホバは約束しています。(イザ 46:10,脚注。ヘブ 6:17,18)将来,地球はパラダイスに変えられます。そして,アダムとエバの子孫で正しいことを愛する人たちは完全になり,「永遠に生き」ることができます。(詩 22:26)でも,ここで終わりではありません。エホバの目的は,天と地にいるエホバに仕える全ての者が一つになることで実現します。その時,全ての者がエホバを主権者として認め,従います。(エフェ 1:8-11)エホバがご自分の目的を果たす素晴らしい方法について考えると,どう感じますか。塔研23.10 44:7-8

12月24日,水曜日

「勇気を出しなさい」とエホバは言う。……大軍を率いるエホバは宣言する。「私はあなたたちと共にいる」。(ハガ 2:4)

バビロンを出たユダヤ人は,エルサレムに到着してから家族を養っていくのに苦労しました。政情も不安定で迫害にも遭いました。そのため,エホバの神殿の再建に打ち込むのは難しいと感じる人もいました。それで,エホバはユダヤ人が熱心さを取り戻せるように,ハガイとゼカリヤという2人の預言者を遣わします。(ハガ 1:1。ゼカ 1:1)ユダヤ人は2人の言葉に力づけられました。でも,それから50年ほどたった頃,ユダヤ人は再び熱意を失ってしまいます。そこで,熟練した写字生であるエズラがバビロンからエルサレムにやって来て,正しい崇拝を第一にするよう助けました。(エズ 7:1,6)ハガイとゼカリヤの預言は,反対の中でもエホバを信頼し続けるようイスラエル人を力づけました。私たちもこの預言を調べるなら,大変な中でもエホバが支えてくださるという確信を持つことができます。(格 22:19)塔研23.11 48:2-3

12月25日,木曜日

愛を身に着けましょう。愛は完全な絆なのです。(コロ 3:14)

仲間への愛をどのように示せるでしょうか。慰めることによってそうできます。仲間を思いやる気持ちがあるなら,「慰め合ってい[く]」ことができるでしょう。(テサ一 4:18)そして,難しく思えるときにも許すなら,仲間を心から愛し続けることができます。愛し合うことが今特に大切なのはどうしてでしょうか。その理由について,ペテロはこう言っています。「全てのものの終わりが近づいています。ですから,……熱烈に愛し合ってください」。(ペテ一 4:7,8)この邪悪な世界の終わりは,いよいよ近づいています。この時代にどんなことが起きるかについて,イエスは弟子たちにこう言いました。「あなたたちは……私の名のために全ての国の人々から憎まれます」。(マタ 24:9)このような状況の中でも,エホバに忠実に仕え続けるためには,兄弟姉妹との強い絆が必要です。私たちが互いに愛し合うなら,サタンが私たちを分裂させることは決してできません。(フィリ 2:1,2)塔研23.11 47:18-19

12月26日,金曜日

私たちは神と共に働く者[です]。(コリ一 3:9)

聖書に書かれている真理には大きな力があります。エホバがどんな方かについて教えるなら,とても良い結果になります。人々はサタンのうそから徐々に解放され,エホバが素晴らしい方であることを知るようになります。例えば,エホバが持つ無限の力を畏れるようになります。(イザ 40:26)完璧に公正である神エホバを信頼するようになり,深い知恵から多くのことを学びます。(申 32:4。イザ 55:9。ロマ 11:33)神が愛であることを知って安心します。(ヨハ一 4:8)神と親しくなるにつれて,神の子供として永遠に生きるという希望はより確かなものになっていきます。このように,エホバと親しくなるよう人々を助けられるのは本当に光栄なことです。そうするなら,エホバは私たちのことを「共に働く者」と見てくださいます。(コリ一 3:5)塔研24.02 6:15

12月27日,土曜日

誓約して果たさないよりは,誓約しない方がよい。(伝 5:5)

あなたは今,親からまたは誰かほかの人から聖書を教えてもらっていますか。もしバプテスマを受けることを考えているなら,それは素晴らしい目標です。でも,バプテスマを受ける前にエホバに献身する必要があります。どのようにしてエホバに献身しますか。エホバだけを崇拝し,エホバを生活の中で第一にすることを,祈りの中で約束することによってです。「心を尽くし,知力を尽くし,力を尽くし,自分の全てを尽くして」エホバを愛し続ける,と約束するのです。(マル 12:30)献身はあなたがエホバとの間で個人的に行うものです。一方,バプテスマはあなたが献身したことを周りの人たちに明らかにするものです。献身は厳粛な約束なので,それを果たすよう努力するのは大切なことです。エホバもそうすることを願っています。(伝 5:4)塔研24.03 9:2,5

12月28日,日曜日

夫の皆さんはそれぞれ,自分を愛するように妻を愛さなければなりません。一方,妻は夫を深く敬うべきです。(エフェ 5:33)

何の問題もない結婚生活はありません。聖書によれば,結婚する人は「苦難を身に招きます」。(コリ一 7:28)結婚すると,性格や好き嫌いの違う2人が一緒に暮らすことになります。相手も完璧ではありませんし,自分とは違う文化や背景で育ったかもしれません。結婚してから初めて気付くちょっとした癖もあるかもしれません。そうしたささいな点も摩擦を生むことがあります。中には問題を解決しようとしないで,全てを相手のせいにする人もいます。もう別居したり離婚したりするしか解決策はない,と決め付けてしまうかもしれません。でも本当にそうでしょうか。エホバは,夫や妻が大変だと感じる時にも,結婚生活を続けることを願っています。塔研24.03 11:8,11

12月29日,月曜日

その希望が失望に至ることはありません。(ロマ 5:5)

献身してバプテスマを受けてからも,エホバについてさらに学び,エホバをもっと愛するようになり,パラダイスになった地球で永遠に生きるという希望に対する確信は強くなってきたはずです。(ヘブ 5:13–6:1)ローマ 5章2-4節に書いてある通りだと実感してきたことでしょう。大変な状況を経験しても,それを忍耐し,神に喜んでいただいているということを実感してきました。エホバが自分を愛してくれているので,将来自分のためにも約束を実現してくださる,ともっと確信できるようになったでしょう。初めの頃よりも,希望はますます現実的なものになりました。家族にどのように接するか,どんな決定をするか,どのように時間を使うかなど,生活のいろいろな場面に影響があったはずです。パウロは,神から良いと認められた後に持つことができる希望について,大切なことを教えています。その希望が必ず実現するということです。(ロマ 15:13)塔研23.12 51:16-19

12月30日,火曜日

[エホバ]はあなたの時代に安定をもたらす。(イザ 33:6)

難しい試練を経験している時,感情が不安定になったり,考え方や行動の面でバランスが取れなくなったりすることがあります。いろんな感情の波にのまれそうになるかもしれません。そうした感情にのまれそうになる時,エホバはどのように私たちを助けてくださるでしょうか。エホバは私たちを安定させると約束しています。船は嵐に遭うと,左右に大きく揺れて危険な状態になります。こうした揺れを抑えるために,たいていの船には船底近くの両側に,スタビライザーと呼ばれるひれのような装置が付いています。おかげで,船に乗っている人たちは安心して安全な旅を続けることができます。でも多くの場合,このスタビライザーは船が前に進んでいないと効果を発揮できません。同じように,難しい状況の中でも諦めずにエホバに仕え続けるなら,エホバは私たちを安定させてくれます。塔研24.01 3:7-8

12月31日,水曜日

神に頼る。私は恐れない。(詩 56:4)

恐れを感じる時には,「エホバはこれまでどんなことをしてきただろうか」と考えてみましょう。エホバが造った物に注目できます。例えば,鳥や花を「よく観察」するなら,エホバが私たちのことを必ず養ってくださると確信することができます。鳥や花はエホバと似たものとして造られたわけでも,エホバを崇拝しているわけでもありませんが,エホバに養われているからです。(マタ 6:25-32)エホバに仕える人たちをエホバがどのように助けてきたかも考えてみましょう。素晴らしい信仰を示した聖書中の人物や現代の兄弟姉妹の経験を調べてみることができます。そして,エホバがこれまで自分をどのように支えてくれたかも考えてください。エホバはあなたをどのようにして引き寄せてくれたでしょうか。(ヨハ 6:44)あなたの祈りにどんなふうに答えてくれたでしょうか。(ヨハ一 5:14)エホバがイエスを犠牲として与えてくださったおかげで,どんな気持ちで毎日を過ごすことができているでしょうか。(エフェ 1:7。ヘブ 4:14-16)塔研24.01 1:6,17

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