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  • 目ざめよ! 1973
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目ざめよ! 1973
目73 3/22 6–9ページ

急に働きをやめる頭脳にとって良い助けとなる考え方

日常の用事を考えたり,決定を下したりする段になると,急に頭脳の働きが止まってしまうように感じますか。もしかしてあなたは,「思索家」とは学者や天才だけなのだと考えておられるかもしれませんが,そうではありません。多くのほんとうの思索家は,毎日直面する数限りない挑戦に対処する方法を知っている普通の人びとなのです。そのような能力を発達させるのに何が役だつでしょうか。

いつも自分の目標のすべてを考慮に入れますか

前の記事で説明されたとおり,物事をよりよく考えるのに助けとなる基本的な事がらは,自分の人生の総合的な目的を絶えず念頭に置くことです。主要な目標が見失われると,考え方はあやふやになってしまいます。

しかし,思考作用を促すのにやはり重要なのは,二次的な目標とでも呼べるものです。ある種の日々の問題は決して片づきません。なぜなら,ある人びとは長期にわたる主要な目標だけを考えて,もっと小さな,それでいて重要な他の目標を無視するからです。

物事を考えるのに二次的な目標がどのように役だつかもやはり旅行のたとえで説明できます。スペインのマドリードから東ドイツのベルリンへ旅行する人は,自分の主要な目標を知っています。しかしながら,その旅行者は旅行経路をもう少し短く区分したいと考え,フランスのツールーズとパリに立ち寄ることにするかもしれません。そうすれば,旅行は全体として多少短くなったように感ずるかもしれませんし,自分の考えを方向ずける当面の目標を持つことになります。

わたしたちの生活についても同様です。ある人が自分の人生の主要な目標を知っているとしましょう。その人は自分の目標をいつも第一に考えながらも,自分自身の事情を慎重に考量したのち,第二義的な目標を定めるでしょう。そのような目標に向かって努力すると,その人の主要な目標は,もっと容易に,またもっと早く達成できるように思えるものです。

たとえば,クリスチャンは,神の是認を得て永遠の命を受けることを主要な目標としていますが,賢明にも人生の第二義的な目標を決めます。宣教者は,異国の地で人びとを教える特権を固守するという目標に向かって自分の考え方を調整します。しかし,それと同時に,新しい言語や人びとの習慣をよりよく学ぶことを第二義的な目標にするかもしれません。あるいはクリスチャンの父親は,前述の宣教者と同様の主要な目標を持ってはいるものの,定期的な聖書研究の取り決めによって家族を霊的に建て起こすことを一つの目標とするかもしれません。一方,その父親の目標は,自分たちの聖書の勉強の計画と家族のレクリエーションの釣合を取ることかもしれません。

そののち,これらふたりの人はいずれも,どんな決定を下すべきかを考慮するに当たって,『この決定はわたしの人生の主要な目標にどう影響するだろうか』ということだけでなく,『これはわたしの二次的な目標にはどう影響するだろうか』ということも考えなければなりません。そうすれば,日常の考え方を整然としたもの,焦点の合ったものにすることができます。

実際,人は毎日その日の目標を持つと,自分の考え方の面で大きな助けが得られます。その日のうちにある仕事を成し遂げたいと考えると,たいていの場合,どうすれば万事を最も能率的に行なえるかを考えるように促されるものです。もちろん,それには毎日の仕事を計画しなければなりません。

ある人びとは朝少し早めに起きたり,あるいは前の晩に少しおそくまで起きていたりして,一日の仕事を計画する時間を見つけます。中には,さもなければテレビなどを見て失いかねない時間を利用して,そうした計画を立てる人もいます。また,その日の仕事を終える前のほんの数分の時間を用いて,翌日の活動の計画を立てる人もいます。

9人の子供をかかえている,忙しいある会社の取締役は,活動計画をたいてい通勤列車の車中で立てています。彼はこう述べました。『もしこのような私的な時間が持てないとしたら,わたしは,ものを考たり,毎日の活動計画を立てたりする大切な事は決して行なえないだろうと思ます』。

あなたは物事を組織的に考えますか

急に働きをやめる頭脳を働かせる別の助けは,物事を組織的に考える仕方を学ぶことです。それには物事をあらゆる角度から見るよう努力することが必要です。どのようにしてそうするかを学ぶために,「二十の扉」というゲームをするときのような仕方で問題を扱う方法を提案している人もいます。そのゲームでは,司会者の頭の中にある問題の答えを探り出すチャンスが20回与えられます。答えかもしれないと思われる事がらをおのおのの質問によってできるだけ多く除外し,問題の範囲を除々にせばめて,その当然の結果として答えを出すというのが,このゲームの趣向です。

このゲームは,産出的な思考型式,つまり科学的研究の原理,すなわち,一連の疑問を一通り調べて,蓋然的な事がらを除外し,最後に答えを抽出する方法を実際に具体的に表わしています。技師なら,与えられた問題を電気的,水力的,化学的あるいは機械的手段その他で解決できるかどうかを頭の中でいろいろ考慮します。患者の診断に当たる医師は,同様の症状を示す一連の疾患のことを頭の中で一通り調べて,該当しない疾患を除外して正しい結論に達するよう努力します。

こうした秩序立った思考過程は,別の場所に移ることに決めたある家族の例を用いて説明できるでしょう。その家族は見つけなければならない新しい住まいに関して次のような一連の条件を書き出しました。(1)一軒家にしたいか,それともアパートにしたいか。(2)新築の住まいにするか,それとも古いものにするか。(3)平屋か,それとも二階建てか。(4)所定の額を越えない価格のものにするか。(5)市内それとも郊外地にするか。(6)職場までの最大の距離は?(7)学校までの距離は?(8)買物をする場所その他の便利な施設までの距離は?

あらゆる問題を組織的な仕方で,取り扱う習慣が身につくまで,前述のような一覧表を作って用いることをためらわないでください。もちろん,単に生活上の重大な処置に関してだけでなく,日常生活のあらゆる務めに関しても,そのような表を用いることによって,このような考え方を学ぶことができます。

たとえば,あなたは考え深い主婦ですか。では,いわゆる「才能のある」婦人のことをひそかにうらやましく思うかわりに,そうした婦人が仕事をするために用いているに違いない,その同じ思考過程を踏むようにしてはどうでしょうか。サム・S・ベーカーは自著,「創造的思考方法のかぎ」(1962年)の中で,そのことを行なう方法を次のように示しています。

「有力な一心理学教授はこう述べた。『…創作力は非常に天分のある人だけに限られているものではなく,普通の才能のあるあらゆる人が生来備えている能力である』。……もしあなたが主婦であれば,あなたの周囲には至る所で,数多くの創造的挑戦ともいうべきものが,家族の便宜や喜びに資するため解決されるのを待っているのである。衣類用の押入れのような簡単な例を考えてみよう。多くの家庭で見られるように……そこを乱雑このうえない所にすることもできれば,創造力を働かして計画を立て,押入れを清潔にし,すべてのものをきちんと所定の場所に置いて,家族の各人のために時間を節約させたり,かんしゃくを起こさせないようにしたりして,ひいてはほめことばをかち得ることもできるのである」― 1,17ページ

同じことはあなたの料理の仕事についても言えるでしょう。ある著名な心理学者は述べました。「一流の味のスープを工夫して作るのは二流の油絵を書く以上に創造的な仕事である」。

あるいは,親として,家族の休暇の予定を考慮するような場合,あなたは実際に腰をおろして,旅行計画をじっくり考え抜きますか。あなたの自動車に関して起こるかもしれない問題をすべて考慮しますか。気候の異なったところで必要とする衣類についてはどうですか。車を運転している間の子供たちの娯楽その他についてはいかがですか

あるいは,あなたはある人たちとうまくやって行くのに困難を感じていますか。あるいはそうした事態を解消できるかもしれない具体的な処置を講ずることを考えてご覧になりましたか。

生活のあらゆる分野について言えることですが,何ごとに遭遇しようとも,自分の人生の目標に従って問題を組織的に考え抜くのは,自己満足に陥る頭脳に衝撃を与える点で計り知れない価値がありました。

決定を下す段になると,しりごみをしますか

考えるのをためらおうとする頭を奮起させるもう一つの助けは,問題はそのままにしておいたところで,あるいは決定を下すのを拒んだからといって「片づく」ものではないことを思い起こすことです。何ら決定を下さないということは,実際には,それ自体ある種の決定をくだすことになるのです。決定に迫まられてしりごみをする人の多くは,あとになるほど決定を下すのがさらにむずかしくなるということに気づきます。多くの人はどうしてそういう傾向を持っているのでしょうか。

ある人びとは想像上の成り行きを恐れるのです。中には,過去に下した決定を思い起こし,その結果として生じた事態を残念に思うあまり,新たに決定を下すのを躊躇する人もいます。しかし,そうした過去の例に関して,もし別の決定を下したと仮定してみましょう。その場合,もっと良い結果がもたらされただろうと,いったいだれが言いうるでしょう。

一方,過去においてあなたはまちがった決定を下したことがあったかもしれません。では,今度は自尊心のゆえに決定を差し控えるべきでしょうか。ほかならぬアルバート・アインシュタインその人は,自分の研究結果として到達した結論についてこう述べました。「わたしは何か月も,何年間も考えに考えるが,得られる結論は99回はまちがっており,100回目に正しい結論が出る」。幸いなことに,個人的な決定を下すさい,多くの場合,正しい結論に達する平均値はそれよりもずっと高いものです。

しかしながら,適切で迅速な決定を下す助けとして,次のように自問できます。『私は他の人たちの見方を,特にそれが何らかの点で決定に関係している場合,喜んでそれを考慮するだろうか』。

賢明な監督者や家族のかしらは,ものの考え方を知っているのは自分だけでないことを認識しています。そうです,家族のレベルで物事を考える場合でさえ,各人はそれぞれ貢献できる何らかの考えを持っているかもしれません。ルドルフ・フレッシはこう述べています。

「老若男女を問わずさまざまの人たちの見解を集めたいなら,ほかならぬ家庭にとどまりなさい。明確な考え方の基礎となるのは……われわれは自分たちの経験に照らして物事を考えるのだという自覚である。家族は……このことを最終的に学ぶ場である。……新しい家を購入するような重大な決定を下す段になると,家族の皆が協力して考えるのが普通である。その場合,夫や妻そして年長の子どもたちはいっしょに集まって問題を話し合い,考えられる解決策に関する賛否両論を考慮し,鉛筆で紙面に計画を書いたり,入手できる実際の情報を調べたりすのるである」。―「物事を明確に考える技術」(1951年)160,163ページ。

もちろん,主要な計画だけでなく,さほど重要でない事がらでさえ,他の人たちと相談するのは良い考えです。『議者おおければ謀計かならず成る』という聖書の原則は真実です。(箴 15:22)また,他の人たちの忠告を考慮すれば,早まって,あるいは「あわてて」決定したりしないですみます。もう一つの格言が思い起こさせてくれるとおりです。『すべてさわがしく急ぐ者は貧しきをいたす』― 箴 21:5。

経験に基づく情報を得るもう一つの源は,読み物に載せられている資料です。それを読んで調べれば,その本あるいは記事の中で取り扱われている分野に関して,おそらく何年もの歳月を費やして研究した著者の経験の益にあずかれます。とはいっても,決定を下す前に情報を得るため読書をするさいには,読む物を選択しなければなりません。ある特定の論題について著わされている事がらすべての中で,あなたにとってほんとうに価値があるのは,ほんのわずかな点にすぎない場合がよくあるからです。自分が欲しているのはどんな情報かをはっきりと頭に入れておき,わき道にそれないようにしてください。言いかえれば,「速く読む」ことよりもむしろ,自分の目的に絶えず注意して「速く考える」方法を学ぶことです。

読んだり話し合ったりして,ひとたび適当な量の事実を収集して,時間をかけて問題を思いめぐらしたなら,今度は決定を下してください。最後に,下した決定に反する圧倒的な証拠が後に出てこないかぎり,自分の決定した事につき従ってください。―ヤコブ 1:5-8。

要約すれば,明確に考える方法を学ぶには,人生の第一の目標をしっかりと脳裏に刻み,それとともに生活上の他の二次的な目標を定める必要があります。ついで,日常の諸問題を処理するに当たっては,物事を組織的に考え,あなたの目標にかなった仕方で決定を下してください。

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