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  • 世界最大の生物
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目ざめよ! 1974
目74 6/22 24–26ページ

世界最大の生物

あるとき,アメリカの極西部地方から,「でたらめ」のような話が出て広がりました。それは,高さ90余㍍,幹の周囲が30㍍もある大木があるという話でした。「そんなばかな,だれがそんなことを信じられるか」と人びとは考えました。

ところがその木は実際にありました。地球上に,これほど大きく成長し,これほど長く生きたものはありません。それにしてもどのようにしてそこまで大きく成長し長生きをすることに成功したのでしょうか。これに対する答えは,あなたにとっても興味深いものかもしれません。というのは,これらの驚くべき創造物は,おおかたの人の想像に反し,多くの点で変わっているからです。

世界樹,シエラ・レッドウッド,ジャイアント・セコイア,あるいは「セコイアデンドロン・ジャイガンテウム」と呼ばれるこれら森の強者たちは,ただひとつの山脈 ― カリフォルニア州のシエラ・ネバダ ― の西斜面に沿った,1,200㍍から2,600㍍の間の高さの,長さ420㌔ほどの限られた地域に群生しています。

少ないときは6本,多いときは数千本で森をつくっているのが普通です。これらの森の多くはまだハイカーでなければ行けないような土地にありますが,カリフォルニアの中心部の肥沃な谷から山に通じている道路を通って簡単に行ける森もいくつかあります。

世界樹地帯に向かう曲がりくねった坂道は,立ち並ぶ松の巨木の間を通っていますが,突然,何かもっと大きなものがあるのを感じます。ジャイアント・セコイアを初めて目にするのはそのときです。

とてつもなく大きい

最初のうちはセコイアの大きさに気づきません。それはまわりの木が非常に大きいからです。セコイアの偉容がわかり始めるのは,1本の木の根本に立って上を見上げるか,または木の回りを歩数を数えながらひと回りしたときです。

ではその大きさを,たとえで説明してみましょう。まず25階建の建物と同じほどの高さの木を想像してください。1本の大枝の直径は2㍍近くもあって,その枝が12階建の建物をその下に建てることができるほど幹の上のほうから出ているところを頭に描いてください。幹の直径が9㍍もある木を思い浮かべてみてください。その木を切り,町中の道に横にして立てるとしたら,それは3階の窓の上の端までとどくでしょう。

最大のものは,5室の家を40軒建てるのに使われる木材の量よりも多くの木材を包含しています。もっともセコイア材は建築には用いられないのが普通です。

セコイア国立公園にあるシャーマン将軍樹は,世界最大の生物と考えられています。高さは83㍍,幹の周囲は31㍍あります。世界でいちばん背の高い樹木には及びませんが,その太い幹は先細りがごくわずかなので,驚くべき量の木材を包含しています。最近の調査が示すところによると,セコイアはまた,たけではなく量において,世界一早く生長するものでもあるようです。

世界樹の誕生

この世界樹の誕生は比較的にまれです。世界最大のこの生物も,待針の頭ほどの小きな種から生長します。その種は9万個なければ1ポンド(454㌘)になりません。1オンス(28.3㌘)で5,600個はあります。

1本のセコイアは何百万個ものそのような小さな種を結びますが,発芽するのはそのうちのごく少数です。生長して一人前の木になる種はもっと少ないのです。「1,000年間かそれ以上,毎年種を結んできたのに,その下に若木が1本も見られないことなど少しも珍しくない」と言われています。―ウォルター・フライ,ジョン・R・ホワイト著「世界樹」,59ページ。

小さなセコイアの種は,表面に現われた,鉱物を含む土を必要とします。森の地面は普通枯葉や木の枝の層でおおわれていますから,何かのことがあってそれが除かれるときにはじめて種はその土を見つけます。落雷で生じた火事がその枯葉の層を焼き払ってくれることもあるでしょう。あるいは古木が倒れてその根の穴に土が姿を現わすこともあるでしょう。

するとそこに種が舞い落ちてうっすらと土をかぶるかもしれません。条件がそろっていれば,その種は膨張して小さな根をおろし,おずおずとした幹は光に向かって背を伸ばします。それでもセコイアが生き延びる機会は少ないのです。若芽の根本にまだくっついている種の外皮を小鳥が見つけるかもしれません。あるいは小さなアリが,のちは世界最大の生物となるかもしれないその若芽を摘み取って巣に引きずってゆくかもしれません。

しかしいったん幼少期を脱するとセコイアは信じられないほどの活力を発達させます。100年経過すると直径は1.8㍍,高さは45㍍となり,相当激しい肉体的害をこうむっても生き残ります。

火に対するずば抜けて強い抵抗力

赤かっ色の海綿状の樹皮は厚さが60㌢はあるでしょう。この樹皮は,セコイアが長寿を保つ重要な要因と考えられています。

夏になると,すさまじい雷が電光のやいばで森を刺し貫き,森に火を放つかもしれません。他の大木は炎の中で焼失します。しかしセコイアは,その海綿状の樹皮 ― 指で押すとへこむほど柔らかい ― のおかげで,燃える炉のように熱い猛火に耐えることができるのです。幾世紀かの歳月を経る間にセコイアは何度も何度も火事を生き抜きます。彼らは焦がされ,けがを負わされ,さんざん傷つけられますが,それでも森の他の木々の上に頭を高く上げて立ち,生きつづけるのです。

ほとんどの古いセコイアにはそのような火に焼けた跡があります。訪問者たちはそうした木の黒い焼け穴の中に立って,幹の焼失した中心部を見上げることができます。重要な部分が60㍍ぐらい焼失しているかもしれませんが,それでもセコイアは,その後のたび重なる山火事にひどく焦がされて樹液が通わなくなるまで生きつづけます。

たいていの場合,火による傷はいえます。新しい樹皮が少しずつ,1年に6㍉ほどの速度で傷の上にはい広がってゆき,数世紀のうちに傷を完全におおってしまいます。

山火事が小さな樹木を焼き払い,太陽が再び地面に光を注ぐと,セコイアの種が発芽して若木が育つかもしれません。それらも時を経るうちに大木になります。

根と敵

セコイアはその大きさに似ず根糸が並はずれて浅く,わずか1.2㍍から1.5㍍くらいの深さしかないでしょう。しかし直径120㍍ほどの範囲,つまり1ヘクタール近い範囲から養分を吸収するよう根を広げることができます。根が広がっている箇所を取り巻くには,500人の人が両手を広げて立たねばならないでしょう。しかしそのように浅い根糸が,25階建の建物と同じほど高く,外洋を航行する小型貨物船と同じほど重い大木を幾世紀もの間あらしに負けずに支えているということは,ちょっと想像しにくいことです。

セコイアが病気や老齢などで枯死したという話は全くありません。セコイアの敵は,火と浸食と風と人間です。近くの小川の浸食によって根をうがたれ,長い年月の間に徐々に傾いていってついに倒れる,ということもあるでしょう。きこりたちは,イエスが誕生されたときにすでに古い木であった,そしてソロモンがエルサレムの宮を建てたときから立っていたかもしれないような木を一日のうちに幾本も切り倒しました。しかしそれから利益はほとんど得られませんでした。セコイアはもろいので,非常な勢いで倒れるときにひどく裂けるのです。また建築資材としてもあまり有用ではありません。現在では多くの森が国立公園の中に入れられ,そのような破壊から保護されています。

彼らは創造者をほめたたえる

そのような大木の下に立つと人間はへりくだった気持ちになります。3,000の冬の積雪に耐え,数え切れないほど多くの夏のかんばつを生き抜くセコイアの能力は,わたしたちの限られた理解力の及ぶところではありません。文字通り何百世代ものリスたちがこの木の陰で忙しく動き回り,無数の世代のシカやヤマアラシやハイイロギツネなどが,根本の小枝の中を,鼻をうごめかしながら歩き回ったことでしょう。世界樹が高く静かに立っている間に,ほかの木々は発芽し,発育し,老樹になり,ついに枯れて,次の世代の子孫がそれに取って代わりました。

幾千もの訪問者たちがこれらの木の下に立って,まず畏怖の念に打たれ,次いで敬虔の念をいだきました。神の創造と,そのような壮麗さをつくり出しえたかたの知恵に対する認識をいっそう深くした人たちもいます。セコイアは,パウロの次のことばを思い起こさせます。「というのは,……神の見えない力と神性とは,造られた物を通して認められるので,世界の創造以来明らかに見えるからであり,それゆえに[神をたたえない人びと]は言いわけができません」― ローマ 1:20。

聖書は,いまや近づいた神の義の新秩序の状態を預言するにさいし,神の民の命は『樹の命のごとく』になる,すなわち長い命を享受する,と述べています。パレスチナにさえ,1,000年以上生きた木がありました。(イザヤ 65:22)それらの木の存在は,地上で人間を永遠に生きさせるという約束を果たす力が神に十分あることを理解する助けとなります。

人間に永遠の命を与えるという約束は,これらの大木の生長と生活を可能にしたものを創造されたかたによってなされたのです。それは,100年ほど前人びとが信じようとしなかった,大きな木があるといううわさが「でたらめ」でなかったのと同じく,でたらめな話ではないのです。

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