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  • 赤子がその代価を払う
  • 若者の間で広がるアルコール中毒
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目ざめよ! 1975
目75 11/22 30–31ページ

世界展望

数学を応用する

◆ 国家教育委員会による最近の調査の結果,米国の住民の大半は,日常の事柄で数学上の計算が正確にできないことが分かった。例えば,調査の対象になった17歳の若者および一般成人のうち,どの米の袋が最も経済的であるかを計算して決めることができたのは,半分にも満たなかった。さらに,小切手帳の清算のできた人は,調査の対象となった17歳の若者の1%にすぎず,大人でもそうすることができたのは16%にすぎなかった。何が一番買い徳であるかを計算できないため,品物やサービスに対して必要以上の料金を支払っている人は少なくない。そうした問題があるのはなぜだろうか。企画主事ロイ・フォブスはこう主張している。「学校での数学教科と日常生活におけるその応用との関係を明らかに見失っている学生が余りに多い」。

寺院に損害を与えた地震

◆ 去る7月8日ビルマ中部を襲った30秒間の地震によって,多くの宗教寺院は瓦礫の山と化した。マンダレー市の南西,イラワジ川の東岸沿いのプーガン村は,衝撃波によって損害を被った。かつて王都であったプーガンには,幾世紀もの間に5,000以上の寺院が建てられたが,廃虚やさまざまな保存状態にある建造物として,今でもその名残をとどめている寺院が2,200以上ある。伝えられるところによると,最近起きたその地震は,プーガンにある500の非常に重要な宗教建造物の半分以上に損害を与えた。瓦礫と化したものの中には,今や頭が取れ,胴がほとんど粉々になった,タンドウガヤの巨大な座仏がある。

八年間の“睡眠”終わる

◆ 米国のダラス・モーニング・ニューズ紙は,最近ある男の人が八年間にわたる“睡眠”から目覚めたことを報じた。その人は,1967年に自動車事故に遭ってこん睡状態に陥って以来,これまでほとんどずっと意識不明であった。事故発生当時20歳であったこの若者が,どんなきっかけで意識を取り戻したのかは分からない,と医師たちは語っている。自分や友人たちの姿が余りにも変わっているのを見たこの若者はショックを受けた。今では普通に睡眠を取ってはいるが,視力と言語能力に多少の障害が残っている。

胎児期の騒音

◆ 妊娠の前半期からずっと空港の近くに住んでいる母親から生まれた赤子に関する最近の日本の研究から,そうした子供の多くは録音された高い音の飛行機騒音のただ中でも眠れることが分かった。ところが,妊娠の後半期からしか空港の騒音の下にいなかったり,胎児期に全くそうした環境にいなかったりした赤子は,録音された飛行機の音で目を覚ましてしまった。一方,“空港ベービー”は,クラシック音楽で目を覚ましてしまう。なぜだろうか。神戸大学の安藤洋一氏はこう述べている。「そのような赤子にとって,飛行機の騒音は耳慣れた音にすぎないが,ベートーベンの音楽は耳慣れない音なのだ。騒音と音に対する感受性は,胎児のころから,すでに異常なものとなってしまうのである」。

消滅しつつある民主主義

◆ 米国の国連代表ダニエル・モイニハンは,国連加盟国の間に,権力主義的支配に走る傾向の見られる点に注目し,次のように述べた。「自由民主主義は,支配的なイデオロギーではない。自由民主主義は,世界にほとんど残っていない。民主主義は消滅しかけているようだ。わたしは,新しい民主主義国家が誕生するのを見ていない」。また,ニューヨーク・タイムズ紙のジェームズ・レストンはこう書いている。「今や自由民主主義は,この世界にあって重大な問題を抱えている。我々は,現代の経済,政治,および哲学上の諸問題を処理する自由社会の能力に対する疑念の広がった時代に住んでいる」。

第三次世界大戦は終わった?

◆ ソビエトの亡命作家アレクサンドル・ソルジェニツインは,西側諸国にとってこの30年間は「弱体化と衰退に向かう切れ目のない下り坂」であった,と語った。同氏は,地上の人口のうち共産主義の支配下にある人口の比率が伸びていることに注目し,西側諸国は,「人類史上のいかなる戦争のいかなる降服にも見られないほど多くの国家および国民を完全に手渡し」てしまった,と述べた。ソルジェニツインはこう断言している。「それで,第三次世界大戦はすでに起こり」,西側の「敗北のうちに終わったと言っても,単なる言いまわしではない」。

化粧品はどれほど安全か

◆ 米国で3万6,000人の人を対象に行なわれたある政府機関の調査によると,少なくとも589人が自分の使用した化粧品により害を受けている。これらアレルギー性の害は,医師によって確認された。その大部分は軽い刺激性のものに過ぎないが,11%近くは中程度で,日常の活動に支障を来たした。2%余の人はひどい状態で,欠勤するほどであった。激しい反応を示す率が一番高かったのは防臭剤と発汗抑制剤で,除毛剤がそれに続く。その次がモイスチュアライザーとローション,そしてヘアースプレーの順であった。入浴用のあわ立て溶剤,マスカラ,アイクリーム,毛染め剤,顔のスキンクリームやクレンジングクリームなどにも害があった。

妻をなぐる

◆ 犯罪が増加しているため,主婦が,暴漢や強盗を恐れるのは当然なことである。しかし平均的な主婦が,自分の夫から身体的な危害を被る可能性は,その倍にもなる。妻をなぐることは,驚くほどひんぱんに起こる犯罪の一つとして表面化しつつあるが,大抵は報告されないままに終わっている。米国の一都市では,離婚届けを提出した600人の女性のうち37%が,その理由として肉体的な虐待を挙げていた。過去において,妻はこの問題に関して法的な保護をほとんど受けていなかったが,現在では,こうした肉体的な虐待から女性を法的に守ろうとする動きが見られる。

赤子がその代価を払う

◆ 18世紀の英国の医師たちは,母親がアルコール中毒だと,「体力が無く,虚弱で,心身に異常のある子供」が生まれる,と述べた。現代医学は,アルコール中毒の母親が,精神,肉体面の発育の遅れなど,欠陥のある子供を持つ可能性のずっと高いことを確証している。ある調査は,欠陥を持って生まれた子供8人が,すべて,アルコール中毒の母親から生まれたことを明らかにした。また別の調査では,大酒癖のある母親から生まれた9人の赤子のうち,正常だったのは,わずか一人であった。

若者の間で広がるアルコール中毒

◆ 現在,若い人々の間の最も重大な麻薬問題はアルコール中毒のようである。英国のデーリー・ミラー紙は次のように述べている。「小遣いが多過ぎることが英国の十代の若者をアルコール中毒にならせている」。米国のある全国的な調査によると,12年生の60%が年に一回かそれ以上酔っ払った経験があり,30%は四回かそれ以上,そして10%は週に約一回の割合で酔っ払っていたことが明らかにされた。カリフォルニアのウイリアム・レイダー博士は,こう述べた。「アルコール中毒は致命的な病気である。身体のあらゆる器官を冒す……人がもし過度の飲酒を続けるなら,やがては死んでしまうだろう」。また同博士は次の言葉を付け加えている。「大人がアルコール中毒者になるには10年かかるが,十代の若者の場合は10か月しかかからない」。

日常化した学校での暴力

◆ 犯罪と暴力は,アメリカ全土の学校で日常化してきた。上院の一小委員会は,最近三年にわたって調査を行なった学校において,殺人行為が18%,強姦及び強姦未遂が40%,教師に対する暴行が77%,学生に対する暴行が85%それぞれ増加していると述べた。毎年,およそ7万人の教師が医者の手当を必要とするほどのひどい傷を負わされている。暴力は,「危機的な規模に達しており,我が国の教育制度がその本来の機能を果たしてゆく能力をひどく脅かすほどである」と,上院の報告書は述べた。

放射能が印刷所をわなにかける

◆ ペイパー・セールズ誌は,ソ連では,非合法化されている教会の印刷作業をやめさせるため,放射性元素追跡器が新たに使われていると述べている。伝えられるところによると,ソ連の警察当局は,教会の印刷所に紙を供給しているのではないかと思われたある供給元の紙に放射能を含んだ紙を挿入し,それによって教会の印刷作業を突き止めた。感度のいい器械が放射能を捕え,農家の地下にある印刷所を警察に教えた。

宗教の衰退

◆ この世の宗教の衰退を証拠立てるものは依然増え続けている。長老派教会のある平信徒グループの役員を務めるラリー・ホイットは,270万の会員を擁する合同長老派教会は「世俗の人道主義のとりこになっており,大規模な信仰復興運動以外に我々を救えるものはない」と述べた。しかし,復興どころかさらにひどい荒廃が進んでいることは,明らかである。ホイットはこう述べている。「イエス・キリストの処女懐胎を否定しながら合同長老派教会の聖職に就き,それにとどまることは可能である……我々は幾つかの信条の出ている本を一冊持っているが,その中のどの信条も信じるようには要求されていない」。聖職者が聖書に対する信仰を惜し気なく捨ててしまったのだから,「問題の原因」は神学校にある,とホイットは述べている。

「世界の病気」

◆ メキシコシティーで行なわれた国際婦人会議で,アフリカのある医師は,宗教上の信条ゆえに産児制限に関する情報が入手できない国が少なくない,と述べた。ゆえに彼女は,激しい口調で次のように述べた。「宗教は世界の病気の一つである。宗教は男性によって考え出され,解釈され,誤解され,そして女性によって崇拝されてきた……男性がこの先10年間のうちに,ヒンズー教,仏教,あるいはキリスト教を変化させるとは私には思えない」。しかし聖書の預言は,近い将来,神が偽善的で世俗的な宗教すべてに対して裁きを執行する時に,それらの宗教が激変を経験することを明らかにしている。―啓示 18章。

“いいやつ”による犯罪

◆ 犯罪者などとは普通みなされない人々が,米国民から年に約400億ドル(約12兆円)をだまし取っている。これには,会社から物品を盗む従業員,万引をする人,横領したり買収したりする管理職員,治療費を水増し請求して医療保険や医療扶助を悪用する医師,その他の不正行為が含まれている。現在,年に約7,500万件の万引が行なわれているが,商店側では,現金や商品で60億ドル(約1兆8,000億円)近くも盗む不正直な従業員に比べれば,万引きはそれほど脅威ではないと見ている。このような形の不正直に対して償いをするのはだれだろうか。それは消費者である。製品価格やサービス料金はこうした損失を埋め合わせるため高くなっているからである。

新たな石油大国

◆ 中国は,世界の産油超大国の一つになろうとしている。原油の生産量は1971年以来倍増し,現在では一日に100万バレルをはるかに超えている。中国の石油埋蔵量は膨大と考えられており,1973年来,石油生産量が急増したので,同国は石油を輸出できるようになった。

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