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目ざめよ! 1977
目77 6/22 30–31ページ

世界展望

二枚舌

◆ アテネのデイリー・ポスト紙が伝えるところによれば,ギリシャ正教会のディミトリオス大主教は「クリスマス・メッセージ」の中で「1977年を世界的な規模で宗教の自由と寛容の年とすることに協力するように」訴えた。ところが大主教の続けて言うには,1977年は「狂信的な宗教と特に戦う年」となるであろう。狂信的宗教とは正教会がその好まない宗教グループにはるレッテルである。1976年の間,エホバの証人の平穏な大会を阻止しようとした正教会の僧職者の無数の企ては,ギリシャ正教会の「寛容」を示すものであろうか。モネムバシアとスパルタのイエロニマス府主教によれば,エホバの証人のために「何かをする」者はそれだけで破門される。

南極の気晴らし

◆ 南極点近くに駐留する米国の越冬隊基地の科学者その他20人ばかりの人々は,孤独な冬ごもりを活気づけるため「300クラブ」という変わったクラブを作った。USニューズ・アンド・ワールド・リポート誌によれば,「250度[摂氏121度]のサウナ風呂にはいり,それから零下50度[摂氏零下46度]の寒気の中を裸で南極の標識のまわりを走る。250に50を加えて300である」

海賊の現代版

◆ 「積荷の四分の一を海賊に奪われたなどと本国の店にとても報告できない」と,ナイジェリアの海運業者の一人はぼやいている。「自分は召還されて精神病医の診察を受けさせられるだろう」。しかし彼は幻を見ていた訳ではない。政府は沿岸水域で「生じている海賊行為」を厳重に取り締ると最近約束した。25人から30人の海賊の一団はさかんに声を上げながらエンジン付きのくりぬきカヌーで乗りつけ,ナイジェリアの主要な港に停泊する順番を待っている貨物船を襲った。奪われた積荷は土地の店や街頭でさっそく売られている。

米国はなんでも世界一?

◆ 世界銀行の最近の調査は,米国が何事も一番と考えている人々を失望させるであろう。それによれば,暴力犯罪,離婚,酒とたばこの消費量など,かんばしくない面で米国は相変わらず諸国家の中で第一位を占めている。しかし幼児死亡率などの点では,スウェーデンの1,000人あたりわずか9.6人と比べて16.6人と21位にある。また国民一人あたりの年収では,スウェーデン,スイス,産油三か国に抜かれて6位に転落した。新聞の発行部数(1,000人あたり300部)はスウェーデン(1,000人あたり564部)をはじめ,少なくとも他の五か国に大きく引き離されている。

発育の良い赤ちゃん

◆ 「生まれつき甲状腺の欠乏している乳児を母乳で育てると,人工栄養の乳児よりも発育が早く,知能の発達や骨の発育の点でもまさる」と,メディカル・ワールド・ニュース誌上の報告は伝えている。「母乳は先天的な甲状腺機能不全の乳児を“いやす”ようにみえる」― 1977年2月7日付27ページ。

● 自宅で出産した1,000人の婦人を,病院における同数の出産と比較した米国ウィスコンシン州の一医師の研究は次の事を明らかにした。「病院組は出産時の傷害が多く(30対0),新生児の感染も多い(8対2)うえに,酸素を必要とした場合も多かった(93対13)。月が満ちて生まれた新生児で,呼吸困難が12時間以上続いた例は自宅出産の場合一人に過ぎなかったが,病院出産の場合には17人を数えた」― 1977年1月26日付メディカル・トリビューン,23ページ。

● フランスの国立科学研究センターの最近の研究の示すところによれば,フランスの産科医フレデリック・レボエールの勧めるように,暗くした静かな部屋の落ち着いたふんい気の中で生まれた赤ん坊はその後の成長も良好である。(1975年12月22日号の「目ざめよ!」誌31ページ参照)それらの赤ん坊は「歩き始めるのが普通よりも早く,手を使うことも非常に巧みであり,トイレのしつけも面倒がなく,自分で食べることも容易に覚える」とニューヨーク・タイムズの要約は述べている。それらの幼児についてフランスの一心理学者は,「他の赤ん坊にくらべて周囲の世界や人々に対する関心の程度が著しく早熟である」と述べた。

動物を見る

◆ アフリカの野生動物公園で観光客に最も注目される動物たちは何か。この問題を調査した一科学者によれば,「内訳を平均で言えば[ケニアのアンボセリ野性動物]公園で自動車の中から野生動物を見る2時間のツアーの間,観光客はライオンとチータに8分から12分,象とサイに3分から4分,キリンと水牛に2分,シマウマとカモシカに1分を費やす」という。この調査を後援した保護管理論者たちは,農業,放牧,工場用地に土地を使うよりも野生動物公園と観光に使うほうが経済的に有利であると論じている。

おだやかな売込み

◆ モスクワからの報道によれば,欧米ではあたりまえの,しつこく強力に広告,販売する方法はソ連では販売技術としてまだ用いられていない。「ソ連の広告には魅力を感ずるほどうぶなところがある」とニューヨーク・タイムズのデイビッド・K・シプラー特派員は書いている。「ソ連の人々は,単なる情報だけで物を買うように人を説得できると考えているようだ」。ソ連のテレビ広告は数日おきに晩の15分間まとめて放映されるに過ぎないと同特派員は述べている。例えば数種類の電気掃除機が次のような売込み口上と共に映るといったぐあいである。「電気掃除機は電気器具店で売られています」。

地球の人工衛星

◆ 800箇の人工衛星がいま地球の周囲を回っている。そのうち約455箇は通信衛星であると言われるが,他は地球をめぐって気象データおよびスパイ情報を送っていると伝えられている。

いちばん需要の多い牛肉のひき肉

◆ 家畜取引諮問サービスのウィリアム・C・ヘルミング社長によると,1977年に米国で消費される牛肉のほとんど40パーセントはひき肉として使われるという。「肉の種類としてこれが米国のナンバーワンである」とウォール・ストリート・ジャーナルは述べている。

建てる場所を間違える

◆ オーストラリア,メルボルンの郊外にある人口約4万人のセント・アルバンスでは警察署が無くなってしまった。新築されることになっていた工費30万㌦の建物は同市の274㌔北西にある人口3,000人,警察はわずか3人の町セント・アーノウドに建てられた。その理由? 市職員の大間違い。

馬の手術

◆ 足を折った馬は殺すのが従来の処置であったが,ベルギーのバティスに最近開かれた診療所の獣医師団は,調教馬と興行用の馬の場合に普通の手術を行なえるように研究を進めている。手術に先だって馬には靴をはかせる。これは手術室に隣接する麻酔室の床のマットレスをひづめで破らないためである。馬は注射をされると,麻酔室に入れられる。そこはけがをせずに馬が倒れるように床と壁に泡ゴムが張ってある。それから獣医はその部屋の戸を開け,マットレスが手術室の中へ伸ばされる。呼吸用のマスクを着けた馬は,獣医が手術をしやすい位置になるように水圧装置によってこのマットレスの上に引き上げられる。手術が終わると,馬はマットレスごと再び特別な部屋に移されてから戸は閉じられ,そこで意識の回復を待って,診療所の庭に作られた回復期用の馬小屋に入れられる。

なぜ車が欲しいか

◆ ルーマニアの雑誌ウルジカの最近号は,車を欲しがる人が増えている理由を確かめるため,同国の市民1万7,875人を対象に調査した結果を皮肉たっぷりに伝えている。35パーセントは「週末や休日に旅行するために」車を持ちたいということである。26パーセントの人が挙げた理由は,「まだ車を持っていない友人や職場の同僚に対して優越感を抱くため」であった。12パーセントの人は,「異性との関係において決定的な優位を占めるために」車が欲しいと述べたと伝えられている。

「大襲撃」

◆ オーストリア,ウィーン,クーリエ紙の寄稿家セバスチャン・レイトナーは「大襲撃」と題する記事の中で,オーストリアのデパートが1975年の決算で25億シリング(約435億円)の不足を生じた事実を非難している。これだけの金額の商品がいったいどこへ消えたのだろうか。オーストリア人一人あたり「500シリング[約8,700円]に相当するかっぱらい,こそどろのしわざである」と,レイトナーは不平をこぼしている。「盗みがこの程度にまで及ぶと,この国では何か最重要なもの ― 道義が地におちてしまっている」と彼は言明した。

小さい赤ん坊

◆ 東北大学医学部の発表によると,妊娠中にたばこをのんだ婦人から生まれた赤ん坊は,たばこをのまない婦人の赤ん坊に比べて平均200グラム小さい。これはたばこをのむ母親の赤ん坊が150グラムから240グラム小さいという世界保健機構の調査結果と一致している。たばこをのむ妊娠中の母親は有害なニコチンのほか,一酸化炭素を吸い込む。これが血液と結合し,胎児を含めて身体各部に供給される血液の量を減少させる。

乳牛の世話

◆ 英国の一農学者が4年間の研究の結果明らかにしたところによると,乳牛は行き届いた世話をしてくれる農夫に対して気前よく応ずるという。牛に話しかけ,歌を歌ってやり,さすったりなどして関心を払う農夫は,満足した牛から10パーセントも多く牛乳を搾ることができるという。

小さなテレビ

◆ ポケット電卓は今や“ポケット・サイズ”のテレビに席を譲らねばならない。英国のシンクレア・レディオニクス会社の“マイクロビジョン”は画面が5センチで15センチ×10センチ×4センチの大きさである。重さは750グラムに過ぎない。この小型テレビは電池あるいは電燈線を電源として世界中ほとんどどこでも使えるという。この会社の創立者は次のように言明した。「我が社の新製品は世界のどこにおいても他社の追随を許さないものである」。

地下鉄の料金を惜しむ人

◆ ニューヨーク市の地下鉄の最近の報告は,現代社会で高い地位を占めているはずの人々の中にも人格の疑わしい人がいることを思わせる。

● ニューヨークの地下鉄の料金50セントを惜しんで二人の兄弟は回転木戸を一緒にくぐり抜けた。貧しさのため? そうではない。警察の調べによると一人は裕福なダイヤモンド商でポケットに3万ドル以上持っていた。他の一人は改札口を通る時に使う代用硬貨を何枚も持っていた。大金を持っていたほうの人は「どうしてそんな事をしたのか分からない」と語った。

● 料金を節約するために代用硬貨のにせ物を使う人もいる。「にせの代用硬貨を探知する装置に1か月の間にひっかかった人の中に[米国最大の石油会社の]副社長,[有名な大学の]教授,化学者,[最もよく知られているニュース雑誌の]記者がいた」とニューヨーク・マガジンは伝えている。

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