読者の声
ヘルペスに対処するための助け
家族ともども,フランス語版の「病気がなくなる時は近づいていますか」という記事に心から感謝したいと思います。(日本語版,1983年12月22日号)我が家の1歳になる子の目の感染症がひどいので,病院に連れて行こうとしていたその日に,「目ざめよ!」誌が郵便で届きました。わたしたちはそれを持って病院へ行きました。ヘルペス1型の療法を読んだばかりで本当によかったと思いました。息子の病状はまさにヘルペス1型であると診断されたのです。記事に提案されていたとおり,さっそく,ぬるま湯に瀉利塩を溶かしたもので息子の目の治療を始めました。(9ページ)二日たらずで腫れはひき,毒がたくさん出てきました。息子のかかった科の医長は診察の際に,それが最善の道だった,と言いました。「目ざめよ!」誌の優れた指示がなかったら,息子はひどい合併症を起こしていたかもしれないと思います。
R・B カナダ
麻薬とアルコール
私は退職した判事ですが,在職中,貴誌が私にとっていかに有用であったかをお伝えすべきだと感じています。麻薬の不正取り引きと使用にかかわるある刑事事件の際には,決定を下すのに貴誌に載せられていた諸事実に大いに助けられ,麻薬密売人に判決を下し,その男を治療のために拘禁することができました。ほかにも,アルコール中毒者を立ち直らせる運動のために,私の住む市のアルコール中毒者自主治療協会で行なう講演を準備するのに貴誌の様々な号が大いに役立ちました。厚く御礼申し上げます。
J・A ブラジル
学校の研究課題
会計学の勉強の最後の年に,成績が悪いので卒業したいなら世界的な経済危機を課題にした研究で少なくとも90点を取らなければならないという通知を受け取りました。そこで,自分の研究の基礎として,「世界経済 ― どこへ向かっているのか」(1983年7月22日号)という一連の記事を使うことにしました。教授が私の研究論文をたいへんほめてくれた時の喜びと驚きをご想像いただけると思います。この女性教授は,満点を与えるのは方針に反するので,10点満点中9.8を与えると言いました。卒業するには十分な点でした!
P・R ブラジル
「若い人は尋ねる……わたしたちすべてにはどんな将来があるのか」(1983年2月22日号)という記事をありがとうございました。試験の行なわれる数日前,先生はドイツ語[国語]の期末試験の論文を書くに当たって,三つの主題の中から一つを選べると話してくださいました。そのうちの一つは,わたしたちの将来を扱ったものであると言われました。私は試験の前の晩に上記の記事を読み通しました。翌朝,わたしたちは三つの主題のうちからどれかを選ぶよう言われました。3番目の主題よりもよいものはありませんでした。「将来はない ― あなたはそのように感じていますか」というのがその主題です。3週間後,成績が分かりました。先生は,ドイツ語の期末試験の論文で“A”を付けたのは生まれてこれが初めてのことだ,と話してくださいました。私の作文はほかの先生方にも回覧されました。これからも,このようなすぐれた記事を出し続けてください。
M・H ドイツ連邦共和国