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    目ざめよ! 1986
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    目ざめよ! 1973
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目ざめよ! 1985
目85 5/8 29–31ページ

世界展望

核クラブが大きくなる?

● 最近発表された二つの報告によると,自国で核兵器を製造できる能力を持つ国の数が間もなく5か国から13か国に増えそうだ。(現在のところ核武装している国は,英国,中国,フランス,ソ連,米国の5か国だけと考えられている。)昨年,リビア,南アフリカ,パキスタン,インド,イスラエル,イラク,アルゼンチン,それにブラジルが,核兵器製造能力の「形成または拡大を目ざす重要な措置を取った」ことが,カーネギー国際平和基金の調査によって分かった。米国議会図書館が発表した報告も同様に暗い。「今日,多数の非核保有国の所有する核産業の基盤は,原子爆弾の製造を可能にする点で米国[初の]原子爆弾を生み出したマンハッタン計画の初期の米国をしのいでいる」。

実業界におけるテロ行為

● 実業界でテロ行為が増加している。企業や企業の役員が政治テロ組織に狙われ,誘拐,恐かつ,爆破などの暴力行為や脅迫の対象にされている。インダストリー・ウィーク誌によると,企業に対するテロ行為はとりわけ中東と中南米で増加している。企業警備コンサルタント会社であるリスクス・インターナショナル社の記録によると,1983年に全世界で生じたテロ事件の数は2,838件で,このうち690件には企業が巻き込まれている。しかし,暴力の程度は,その数字が示唆するよりも激しい。なぜなら,多くの企業はテロ事件を公にしたがらないからである。テロリストに人質にされていたある企業の役員ウィリアム・ニーハウスは,「富があることや重要な地位にあることを誇示してはいけない。……ベストは着ないこと。南米ではベストは人目を引く。スポーツシャツを着るのがいい。いつも目立たないようにしていることだ」と忠告している。

「恥ずかしく」思ったドイツのバプテスト派

● ジャーマン・トリビューン紙によると,昨年,ドイツのハンブルク市で,ヨーロッパ・バプテスト連盟の大会が開かれた時,ドイツのバプテスト派は初めて,自分たちの教会がヒトラーとその第三帝国にもっと強力に反抗しなかったのは間違いだったとはっきり述べた。ドイツ地区の最高指導者は,「我々ドイツ地区の者が当時のイデオロギーの誘惑に屈服して,真理と公正のためにもっと大きな勇気を示さなかったことを恥ずかしく思う」と告白した。

ガン ― 第三世界の災い

● 一般の考えとは逆に,ガンは工業国に限られてはいない。ガンは第三世界の問題でもある。世界保健機関のまとめた統計によると,ガンになる人は全世界で年間590万人と推定されており,そのうち290万人は先進国から出ているが,発展途上国では300万人という不気味な数に達している。「全世界どこでも,5歳を過ぎると,ガンは心臓血管の病気や事故と共に,三つの主要な死因の一つになっている」と,UN クロニクルは伝えている。

「かたまって起きる自殺」

● アメリカでは十代の若者の自殺が非常に増えている。自殺がかたまって起きることが少なくない。一人の若者が自殺すると,それがきっかけとなり近所で別の若者が自殺するのだ。青年期や20代前半の青少年で自ら命を絶つ人は年間6,000人に上る。15歳から24歳までの若者の間の死因としては最も急速に増加しており,1950年代の自殺率の3倍になっている。最近放映された,自殺の問題を扱ったテレビドラマ,「サイレンス・オブ・ザ・ハート(物言わぬ心)」によると,その年齢層の若者たちの命を奪うものとして自殺は第2位を占めている。また,US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は,「1970年以降,国全体の自殺率の増加が2.6%であるのに対し,15歳から19歳までの年齢層の若者の自殺率は44%増加した」と述べている。

無視されるシートベルト着用に関する法律

● シートベルトの着用を義務づける法律は,命を救う点で,「みんなが期待していた」よりも効果が「ずっと少ない」と,カナダ運輸省の当局者,ブライアン・ジョナは述べている。なぜだろうか。ジョナによると,交通法規を無視する者はシートベルトの着用を義務づける法律をも無視し,「法規を守り,安全運転をするドライバー」は,シートベルト着用に関する法律をも進んで守る人でもある。最近トロントで米国心理学協会の主催で行なわれた記者会見の際にジョナは,シートベルトの着用を義務づける法が発効した当初は,ベルト着用率は20%から70%に増加したが,約1年後には50%に減少したことに触れた。カナダのオンタリオ州,キングストン市にあるクイーンズ大学のジェラルド・ワイルド教授はさらに,「シートベルトの着用が法律で義務づけられて強くなるのは,安全を望む気持ちよりも,罰金を取られたくないという気持ちのほうだ」と述べた。

ハイチ人に不当ならく印

● トロント・スター紙によると,エイズ(後天性免疫不全症候群)患者に関する報道の仕方が原因で,ハイチ人は不当ならく印を押されている。「ハイチ人とエイズ: 事実と作り話」と題する記事の中で同紙は,「ハイチ人は根拠の薄い関連性を理由に自分たちは卑下され,無視され,のけ者にされていると考えている」と述べている。カナダのトロントにあるエイズ委員会のケビン・オーは,その問題を取り上げ,「ほとんどのハイチ人はエイズにかかっていると考えられているようだが,それは大きな間違いである」と述べ,「我々は,事実を調べようともせずに間違った情報を根拠にしてハイチ人に偏見を持つ人々が多いことを憂慮している」と付け加えた。

喫煙は心臓病につながる

● 40年にわたる世界的な研究の結果を検討してみると,喫煙が心臓病を引き起こしていることを示す証拠は圧倒的である。これは,米国公衆衛生局局長,C・エバレット・クープのまとめた詳細な報告書,「喫煙が健康に及ぼす影響」が出した結論である。米国では年間17万人の割合で喫煙に起因する心臓病で命を失う人がいる。「アメリカの住民の喫煙の習慣が変わらない限り,今生きている人全体の恐らく10%は,喫煙の習慣に起因する心臓病で早死にする」と,同報告書は見ている。

しかしながらこういう良いニュースもある。もし「喫煙をやめれば,心臓病で死ぬ危険はすぐに減少し始めると言ってよく,たばこを全く吸ったことのない人とほとんど同じになる」と,クープは言っている。

● 「ニューイングランドジャーナル・オブ・メディシン」誌の11月号に載った記事の中で,米国のウィスコンシン医科大学のアーサー・J・ハーツ博士は,心筋症と呼ばれる,まれではあるが致死的な心臓病の原因が喫煙にあることをはっきりと指摘している。この病気は心筋全体を弱め,血液の正常な循環を阻害する。その結果一種の心不全に陥る。

占星術 ―“こっけい”?

● ジェレミー・チェルファス博士は,このほど英国で行なった講演の中で,占星術を信じる人々の数が増えていると述べた。1951年のギャラップ調査では,占星術を信じていた人は6%にすぎなかった。今日その数は80%にはね上がっている。しかし,ロンドンのデーリー・テレグラフ紙の伝えるところによると,最近の科学的発見によって占星術の天文学的基盤は破壊されてしまった。地球が太陽系の中心にないことは今ではよく知られているし,新しく発見された星も,星位に関する伝統的な考えをさらに複雑なものにした。チェルファス博士によると,占星術は,「その主張を科学と呼ぶにはあまりにも矛盾で満ちていて[こっけいである]」。

婚外交渉

● 多くの女性が婚外交渉をもつ原因はどこにあるだろうか。米国ニュージャージー州にあるシートン・ホール大学社会学部の準教授,リン・アットウォーターによると,夫との対話不足が主な原因である。ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙によると同女史は,「女性の75%が,婚外交渉に走った理由は性のためではなく対話のためだったと告白した」と述べた。「相手の男性はこちらの気持ちに関心を持ち,理解してくれると彼女たちは考えていた」と,アットウォーターは述べている。20年前には,情事に走ったアメリカ女性は4人に一人であったが,今日では二人に一人という状態になっている。

“息のとまるような”メキシコシティ

● 63のメキシコ環境保護団体を代表する親組織,メキシコ生態保護運動の報告によれば,1から100までの公害指標値からすると,ローマ,ニューヨーク,東京などは5であるのに対し,メキシコシティは文字どおり息もとまるような97を記録する。「メキシコシティは“生態学上の広島”となる危険が非常に大きい」と,同運動の責任者は警告する。直ちに公害対策をしなければ,4年もたたないうちに毎年2万5,000人(半数は子供)の公害犠牲者が出るようになるだろう,と彼は予告する。オランダ語の雑誌,「インテルナシォナレ・サメンウェルキング」によると,保健省は昨年,「1日にたばこ二箱」を吸うよりも,「メキシコシティを徒歩で通過する」ほうが健康に有害であると発表した。

ドライクリーニングの溶剤に疑惑

● 衣服のドライクリーニングに使う化学溶剤は,クリーニング店従業員の健康に危険なものかもしれないと,保健雑誌「プレベンション」は述べている。PCE(ペルクロロエチレン)はハツカネズミにガンを生じさせたが,米国の国立職業安全保健研究所は,それを扱う人々に「発ガン物質であるかのように」扱うことを勧めながらも,その使用を許可している。職業安全保健管理局は,その化学物質の最大許容量を100ppmと定めている。ドライクリーニング槽のそばで衣服を扱う人は約35ないし40ppm」,プレスをする人は約10ppm,レジ係は1ppmの化学物質にさらされると言われている。国際ファブリケア研究所はPCEに「接触する機会をできる限り少なくするよう従業員に忠告している」。

運動は万人向き?

● 南カリフォルニア大学の臨床医学講師であり,ロサンゼルスのテレビ保健ショーの司会者でもあるゲルション・レサー博士によると,運動はだれでもかれでも行なってよいというものではない。少なくとも,だれもが医師の指示を受けずに行なってよいというものではない。特に指示を必要とするのはどんな人だろうか。「病的にせっかちな人,大急ぎで仕事に行き,大急ぎで昼食を取り,ラッシュアワーに大急ぎで帰宅し,大急ぎで雑用をすませ,大急ぎでベッドへ入るタイプの人が,運動をレクリエーションとして選ぶのは問題である」と,心臓専門(内科)医のレサーは述べている。「そういうタイプの人は,運動を墓へ急ぐ別の道としてしまう恐れが多分にある」。

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