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目ざめよ! 1986
目86 6/8 29–31ページ

世界展望

教会はキューバを祝福する

去る2月,キューバのハバナにあるバチカン大使館で法王使節のエドワルド・ピロニオ枢機卿は,ローマ・カトリック教会とキューバ政府の和解のしるしとして,キューバの副大統領であるカルロス・ラファエル・ロドリゲスと握手をし,抱擁し合った。キューバ政府に対する同教会の暗黙の祝福は,キューバにおける同教会の活動に新たな自由が与えられたことの見返りだった。マイアミ・ヘラルド紙によると,ハバナ大学の教会史の教授であるエンリケ・ロペス・オリバーは,「これによって,共産主義諸国に対するバチカンの外交政策は新たな局面を迎えることになった」と語った。

カメラが捕らえたハレーすい星

ソ連の宇宙探査研究所に集まった科学者たちは,1億7,500万㌔離れたところから地球に向かって来るハレーすい星の,氷のような頭部を捕らえた最初の画像を見るために,9分余り待たなければならなかった。しかし,その映像がスクリーンに現われたとき,研究所の大視聴覚室には期せずしてどっと拍手喝さいがわき起こった。ソ連の無人惑星探査機ベガ1号が秒速76㌔ですい星をかすめ,3時間でテレビ方式による“写真”を500枚撮った。同探査機はすい星の核から8,900㌔のところにまで接近した。12か国から代表として100人余りの科学者が集まっていたが,ハンガリーから来ていた一物理学者は,すい星の頭部を撮影するというその離れ業を「サハラ砂漠の砂あらしの中でエッフェル塔を見ること」になぞらえた。

ジャンボ印刷機

円筒式印刷法は日本製の新しい「総天然色ジャンボ・ファクシミリ」印刷機ができて“巨大な”進歩を遂げた。重量14㌧のその機械は16㍍×7㍍大の用紙に印刷できるよう設計されている。これまでは手仕事で完成させるのに2週間かかっていた広告板が,今では1時間半で出来上がる。どのようにするのだろうか。雑誌1ページほどの大きさの原版となる写真や絵は,光学的に走査されてコンピューター記憶装置にデジタル・コードで蓄えられる。オペレーターは二つのテキストを重ね,色のバランスを変え,その他の変化を加えることができる。それから直径2.5㍍の円筒が回転し始め,4台の吹き付け器が仕事を引き受ける。アジアウィーク誌の伝えるところによると,壁紙や壁掛けの類もこの新しい方法で印刷できるということである。

身を売る子供たち

フィリピンのマニラでは8歳から14歳までの少年少女およそ1万人が売春を行なっている,とドイツのニュース雑誌「シュテルン」は述べている。ワールド・プレス・レビュー誌の報道によると,失業と貧困のためにますます多くの人が都会にやって来て,そこで犯罪や売春に巻き込まれてしまう子弟が少なくない。しかし,この現象は他の場所でも起きている。ユーゴスラビアのベオグラードの新聞「ポリティカ」の推定では,1975年以来,イタリアで窃盗を職業とする人のもとに売り渡された7歳以上13歳以下のユーゴスラビア人の子供は1万人に上る。その子供たちは,ひったくりやすりの手口,家や自動車に忍び込む方法などを仕込まれる。もし十分の物を盗んで持って帰らなければ,ひどい目に遭わされる。たとえ捕まっても,イタリアの法律では14歳未満の子供は起訴されない。

廃刊

リーダーズ・ダイジェスト誌の日本語版は,40年にわたって出版されてきたが,もはや印刷されることはない。1946年に出版を開始したこの雑誌は,一時は140万冊を超える発行部数を誇っていた。第二次世界大戦後,この出版物は日本における読み物の必要を満たし,外の世界をのぞく窓としての役目を果たした。しかし,売れ行きは伸び悩み,ついに月平均わずか45万冊に落ちてしまった。発行部数の減少,郵便料金の高騰,会社の経営法などが,失敗の理由として挙げられた。

喫煙者の顔

内科専門医のダグラス・モデル博士が行なった研究によれば,喫煙の事実は喫煙者の顔のいたるところに書かれている,ということである。同博士は,喫煙者の顔はしわが寄り,疲れており,やつれて見える,と述べている。AP通信の伝えるところによると,「目じりのしわ,唇から直角に延びたしわ,ほおと下あごにある深い線」は「喫煙者の顔」の特徴であり,やせてごわごわした外見や,「浅黒い,黄色っぽい,紫がかっている,赤いなどの顔色」もそうである。モデル博士は,皮膚の血行が悪化したことによる「中毒作用」でそうなる,と考えている。この調査に自発的に応じた人のうち,現に喫煙している41人中の19人は「喫煙者の顔」をしていたが,38人の非喫煙者はそうした顔をしていなかった。同博士の研究論文は「英国医師会ジャーナル」誌に掲載された。

廃虚となって学ぶ教訓

サイエンス・ニューズ誌の伝えるところによると,メキシコの技師たちは,昨年9月にメキシコ市を揺るがした破壊的な地震で市の商業地区の「建物が全壊しても不思議ではなかった」と強く主張している。メキシコ市ではその地震が生じた時,世界有数の厳格な建築基準法が施行されていたが,ある権威者の説明によれば,特定の地区における地震の強度は建物の耐震強度を上回ったということである。根本的な問題は,地震の時の「軟弱な粘土質の土壌の動き」方であった。その“弱い”土壌によって,技師や設計者の予想を上回る激しい地盤の動きが伝えられた。しかも,振動は建物の耐震時間よりも長く続いた。ある地震学者は,利用可能な最良の知識をもってしても地震とその影響は予測不能であることを強調して,「人が用心しないなら,どんな物も地震には弱い,ということが実証された」と述べた。

ファラオののろい?

1920年代に二十数人のエジプト学者がファラオ・ツタンカーメンの墳墓に入った後,まもなく死んだ。その人たちは,盛んに言われているように,のろいの犠牲者となったのだろうか。そのなぞめいた事故について,フランスの医師,カロリーヌ・ステンガー-フィリップは説明となりそうな事柄を突き止めた,とインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は報じている。手掛かりからすると,犯人は果物や野菜のような,墳墓の中に置かれていた有機物である。元々は“永遠への旅”をするファラオの食物とされることになっていたこれらの物は,幾世紀も経るうちに腐ってかびがはえ,激しいアレルギー反応を引き起こす可能性を持つ有機的な塵になった。科学者たちはこの粒子を吸い込んだ後,アレルギー・ショックを起こして倒れた,とフランスのその医師は主張している。

父親に対する敬意

日本の父親は,仕事と結婚しているようなもので家族と過ごす時間をほとんど取らない,という理由で昔からやり玉に挙げられてきた。このために子供たちは自分の父親に対する敬意を全く失ってしまっただろうか。「朝日新聞」は,「お父さんは意外に健闘」という大見出しを掲げ,「二人に一人が『尊敬できる』」という小見出しを付けた。中高生を対象にした調査で,中高生の46.8%は父親と気楽に話せると感じていることが明らかになった。しかし,同性の友達となら95.3%が気楽に話せると感じていることからすれば,父親には事態を改善する余地が残されている。父親に悩みを打ち明けると答えたのは17%にすぎなかった。

コンピューター・ゲーム“熱”

最近に大阪で開かれた会議の席上,日本にはパソコンゲームで遊ぶ人がおよそ2,000万人おり,その大半は学齢期にある子供たちであることが教師たちに知らされた。アサヒ・イブニング・ニューズ紙の記事には,「パソコンゲーム現象の結果,室内にいてテレビやコンピューターで遊ぶのを好む,あまり動き回らない子供ができ上がってしまった」と書かれている。和歌山のある小学校の4年生38人から成る一クラスで調査が行なわれ,34人が毎日そのようなゲームで遊んでいることが明らかになった。そのうち,コンピューター・ゲームで遊ぶ時間が毎日平均1時間以下というのは19人で,一日に4時間という子供が8人いた。

ふれ告げる業は有益

エホバの証人二人がドイツはフランクフルトのグンター・R氏のアパートの戸口に立ち,聖書のことを話そうとして待っていた。ドイツの新聞「フランクフルター・ルントシャウ」によれば,「R氏はいら立ち,丁寧にではあるがはっきりと断わってその人たちを追い返し,ドアを閉めた」。ところが,その人たちは5分後にもう一度R氏のアパートの戸口に立っていた。この度は聖書からの良いたよりではなく,アパートの上の階から不快なガスの臭いがするという良くない知らせを告げるためだった。二人の証人とグンター氏は急いで階段を駆け上った。グンター氏がドアのベルを押そうとしたその時,証人たちは「やっとのことでそれをとどめた」。後ほど消防署員たちがそのアパートのドアをこじ開けて本管からのガス漏れを発見した。「一つのことは確かである。ベルを鳴らしていたら爆発を引き起こしたであろう」と同紙は述べ,さらに,「ある種の『ふれ告げる業』は明らかに有益である」と書いている。

ミミズ霊薬

“ミミズ液”は昔から中国の伝統的な医師たちによって,痔,腎臓病,かいよう,熱病,ぜん息,炎症,むくみ,および高血圧の治療に効能があると考えられてきた。一方,上海<シャンハイ>軽工業大学で化学を教える,ジ・ヘリは,ミミズの体液を「旧来の悪臭やかすを除いて」取り出す方法を開発した,とニュー・サイエンティスト誌は報じている。工場管理者や実業家はこの新しい手法に感激している。なぜだろうか。中国のミミズ養殖産業に発展の見通しがついたためである。「ミミズ液は滋養分の多い飲み物ともなり,アルコール飲料や清涼飲料に混ぜることができ,ケーキの中にも入れられる」と,ジ・ヘリは語っている。

中国語に関する諸問題

中国は最近,数十万台のパーソナル・コンピューターを輸入したが,そのうちのおよそ70%は,いまだに使用されていない。なぜだろうか。現在,漢字には400ほどの体系があり,入力するために必要な,一般に受け入れられている体系が存在しないからにほかならない。中国語をローマ字に変え,一般に用いられている6,000語のいわゆる表意文字,つまり漢字を放棄するという運動はもう廃れてしまった。一方,当局は10億を超える人々が同一の言語を話せるようになることを目標としてきた。多数の方言があることを考えると,これは容易な業ではない。北京官話が中国の公用語とされてはいるが,南部では(香港でも)広東語を話す人が少なくない。そのほかに,上海語,福建語,また地方の56の少数集団が使っている方言もある。

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