あなたの奉仕会
5月7日に始まる週
主題: 預言的な真理を教える。(ペテロ後 1:19)1番の歌。
12分: 開会のことば,聖句と注解。「神権的ニュース」および会衆の4月の報告を含める。4月と5月の休暇開拓者をほめ,「延長」の取り決めがあることを思い起こさせる。
20分: 「預言的な真理を教える」を質問と答えで扱う。2節に基づく実演を含める。
15分: 「あなたは教えていますか」。記事の提案のいくつかを話し合い,実演で示す。
3分: 会計報告。
10分: 閉会のことば。「ゴールデン・ウィーク」活動の報告を含める。預言的な真理を教えることの緊急性を示すため,マルコ伝 13:28-37から鍵となる聖句を簡単に考慮する。27番の歌。
5月14日に始まる週
主題: あがないから益を得るようすべての人を助ける。30番の歌。
13分: 開会のことば,聖句と注解。支部の手紙も考慮する。
20分: 幼い子どもが静かにすわって,話に耳を傾けるように訓練する。以下の点を注解するよう聴衆に求めてもよい。: わたしたちはなぜ集会に出席するか。(ヘブル 10:23-25)申命記 31:12から何を学ぶか。たとえ子どもがごく幼くても,親は子どもを集会に連れてくるよう勧められている。子どもたちもわたしたちとともに集会に出席する必要がある。集会のとき,子どもたちが静かにすわって話に耳を傾けるように訓練するのは,だれの責任か。(エペソ 6:4。箴言 29:15)子どもを扱うさいの放任に関するこの世の見解は,箴言 22:15と23:13,14に述べられていることと調和するか。(新しい人が聖書の原則を適用して子どもを訓練し,こらしめるよう助けられるまでは,ある程度騒がしいことが予想される。また,幼い子どもは,むずがったり,気分がよくないこともある。)家庭における首尾一貫した訓練はなぜ必要か。集会のときだけ静かにすわっているように言われ,家ではなんらのこらしめも与えられないなら,子どもは混乱しないだろうか。幼い子が静かにすわるよう家で訓練する方法に関する提案を尋ねる。(おそらく母親は,自分が個人研究などをしているあいだ,子どもが静かにすわっているように進歩的な訓練を施せる。)マタイ伝 5:37の原則,および,それを王国会館におけるのと同様,家庭での訓練に適用する仕方について考える。子どもが王国会館で手もちぶたさにならせないために音の出るおもちゃを与えるのは最善ではないのはなぜか。王国会館の図書室や他の場所を遊び場として用いてもよいか。王国会館のおもな集会場以外の所においてなんらかの形のこらしめを施すのが最善であるのはなぜか。
必要な時には,しもべたちは親に個人的に話しかけて,暖かいはげましを与えたり,訓練やこらしめに関する提案を述べたりすることができる。
5分: 「質問箱」の資料に基づく話。
22分: あがないがわたしたちに個人的に影響を及ぼすいくつかの方法。
(3分)司会者: 最近わたしたちは記念式を祝った。それはわたしたちの暦の上で,いつも大きな催しである。しかし,わたしたちが記念するキリストの死は,わたしたち個人にどれほど大きな影響を及ぼすのか。わたしたちはあがないによって心を動かされ,変化してきた。不完全なわたしたちは,変化しつづけることが必要である。あがないに対する認識は,わたしたちが行なうすべての事柄に大きな影響を及ぼすはず。またそれは悪い事を行なうのを思いとどまらせるとともに,兄弟たちに対するより大きな愛を培う刺激となるはず。また,他の人々が命に対する神の備えから益を受けるのを助けるため,ほんとうの努力を払うように励まされるはず。
次のいくつかの場面は,ごく普通に見られる場面。それぞれの場面のあと,あがないがわたしたちに正しい事柄を行なうよう助けることについて聖書は何と述べているか,聖句を読み,討議し,その場面について注解するよう聴衆に求める。
(7分)ひとりの姉妹が他の姉妹に近づき,遅れてきたことを無造作にあやまる。他の姉妹はいらだって,「あなたは約束を決して守らないわね。もう今度からは待ちませんから」と答える。司会者は尋ねる。あがないについて気づいていたなら,両方の姉妹はどのように助けられたはずか。聴衆は次の点に基づいて注解してもよい。頼りにならない姉妹に関して,もしわたしたちがキリストに習っているなら,他の人がわたしたちに仕えるのを期待する代わりに,他の人のために努力することを惜しまない(マタイ 20:28); キリストは物事を時間どおりに行なうことの重要性を認識しておられた(ヨハネ 7:8; ロマ 5:6); 彼の追随者は時間に正確であるようにならねばならず,なんでも自分を待ってくれるなどと期待してはならない。(マタイ 25:10-12)他の姉妹に対しては,あがないが可能にしてくれた許しを示し,それが加害者に対するわたしたちの態度にどう影響を及ぼすべきかを示す。―ヨハネ第1 1:7-9; 2:1; マタイ 18:33-35。
(3分)雇い主が兄弟のそばに来て,ある受取り品を帳簿に記入しないように頼む。司会者は尋ねる: あがないに対するその兄弟の認識は,不正なことに同意して上司を喜ばせるという誘惑に抵抗するのをどのように助けるか。あがないの価値と故意に罪に陥る危険に関して,聴衆から注解を求める。―ペテロ前 1:17-19; ヘブル 10:26,27。
(5分)兄弟はくつろいで,これから先の忙しい日々野外活動にあずかる方法を熟考している。司会者は尋ねる: あがないに対する真の認識があれば,そのような徳を高める方法で物事を考えるのにどのように助けとなるか。あがないの備えの範囲および他人に対するわたしたちの責任に関する注解を聴衆から求める。―コリント前 10:33; テモテ前 2:3,4; ヨハネ第1 2:2-4; 黙示 22:17。
(4分)司会者: 要点をまとめ,神との正しい関係を保つため,たえずあがないの備えについて思いめぐらすことの必要性を強調する。他に必要な発表があれば行なう。83番の歌。
5月21日に始まる週
主題: わたしたちの造り主を覚える。35番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
15分: 「しらがの人々はなぜ感謝されるか」を質問と答えで扱う。
30分: わたしたちの宣教に必要とされる平和。(塔60年,63-74頁。また利用できるなら,「助け」(英文)の1280頁も見なさい。)演壇で4,5人の伝道者による討議。聴衆にも注解してもらってよい。次の質問を用いる。(神の是認を得,他の人々に神を正しく表わすため,神の霊の実である平和を表わすことが必要。奉仕者であるわたしたちは,エホバおよび仲間の人と平和な関係にはいり,それを保つよう,家族や,話しかける人々を助けたいと願っている。それで,エホバとの平和がなぜ重要なのか,どのようにして平和を追い求め続けることができるのか,また,それはどんな報いをもたらすのかを認識することが必要である。)(イ)わたしたちにとって,エホバとの平和な関係にあるのはなぜ肝要か。(ペテロ前 3:10-12; 塔60年,65頁9節)(ロ)人はどのようにして神との平和な関係にはいれるか。(ペテロ後 1:2,3。コロサイ 1:19-23)(ハ)かつて神との平和な関係にあった者がどのようにして神と敵対する関係にはいるか。(ロマ 8:6-8)(ニ)エホバとの平和な関係を享受し続けたいなら,エホバの律法に対するわたしたちの態度はどうあるべきか。(詩 119:165。イザヤ 48:18)(ホ)『ねがはくは平和汝らとともにあらんことを』という表現が聖書の中でたびたび繰り返されているのはなぜ適切か。(コリント前 1:3。ガラテヤ 6:16)(ヘ)『神の平和』はわたしたちひとりびとりに,どんな健全な影響を及ぼしているか。(ピリピ 4:6,7。「助け」(英文)1280頁5節)(ト)会衆の平和に貢献するため,わたしたちは個人的にどんなことを行なうべきか。(エペソ 4:1-3。ロマ 14:13-20)(チ)平和の追求が会衆内での霊的な戦いを要求するのはいつか。(コリント後 10:4-6)(リ)会衆外の人々と接する場合,どのようにして平和を促進することができるか。(マタイ 10:12,13。ロマ 12:17-19,21。コリント後 5:20)(ヌ)この世の政府へのわたしたちの態度は,平和に対するわたしたちの見解をどう反映しているか。(イザヤ 2:4。ロマ 13:1。テモテ前 2:1-4。塔60年,71頁9節)
10分: 閉会のことば。6月に休暇開拓者の名簿に載せられることのできる人,あるいは続けて6月にも休暇開拓できる人々を励ます。全員に「ものみの塔」を会衆で研究する前に読むよう勧める。67番の歌。
5月28日に始まる週
主題: 神への忠誠によって神の正しさを立証しなさい。(詩 26:1)21番の歌。
10分: 開会のことば,聖句と注解。毎日家族で行なう日々の聖句の討議から最大の益を得るために何を成すことができるかについて,聴衆に注解してもらう。いつ聖句を討議するか,どのようにするかなどについて,伝道者に注解してもらう。
15分: 「ものみの塔」1972年6月1日号の「どんな悔い改めが『慰安の時』をもたらすか」の記事に基づく話。
20分: 「良いたよりを伝える」を質問と答えで考慮する。要点を簡単な実演で示す。
15分: 閉会のことば。6月の主題。「神への忠誠によって神の正しさを立証しなさい」に基づく話を含める。(塔1971/12/1を見なさい)37番の歌。