質問箱
● 会衆の報告を協会に送った後になって,だれかの野外奉仕の報告を受け取った場合,それをどのように取り扱うべきですか。
毎月,月末にすべての報告をすぐに提出することができるなら,大いに助かります。ある伝道者たちは自分の聖書や歌の本の裏表紙の内側その他都合の良いところに野外奉仕の報告用紙をいつも入れておきます。そうすれば,野外奉仕に参加して,その活動について記入するさいには用紙が手もとにありますし,月末に王国会館で報告を出すべき時にも用紙は手もとにあります。期日どおりに報告を出せるよう,自分で方法を講じてください。
しかし,もし出すのを忘れたり,おそくなったことに気づいた場合はどうですか。その場合でも,とにかく報告を出してください。野外の監督は伝道者の記録カードの該当する月,つまり当人が奉仕に参加した月の欄にその人の報告した活動を記入します。そして,野外の監督は協会に送る会衆の翌月の報告にその記録を含めます。
たとえば,もしある伝道者が7月の活動報告をおくれて提出し,次いで8月の報告は期日どおりに出したとすれば,その人の活動に関する報告はすべて,会衆の8月の報告に含められます。その人は8月には伝道者の数としては2人として計算されるのでしょうか。そうです。なぜなら,当人は7月には伝道者として数えられなかったからです。こうすれば,協会に完全な報告を提出でき,奉仕年度の終わりに出される平均の数値は正確なものとなります。
必要な場合には,伝道者に個人的に近づいて,月末に報告を出すよう思い起こさせるようにしてもよいかどうかを協会に問い合わせてきた長老たちもいます。多くの場合,野外の監督や書籍研究の司会者が兄弟たちに近づいて,月末に報告を出すよう思い起こさせるなら,完全な報告を協会に送ることができるでしょう。また,そのようにして思い起こさせるなら,差し伸べられた援助や示された関心に対して,それらの兄弟たちからきっと感謝されるでしょう。