弟子を作るのに助けとなる集会
7月1日に始まる週
15分: 118番の歌と発表。「支部の手紙」と「神権的ニュース」のきわ立った点を一人の長老が数人の奉仕者と共に話し合う。
23分: 「喜びをもって良いたよりを広める」。良い教える能力のある長老が,質問と答えの方法を用いて扱う。良い読み手に節を読んでもらう。わたしたちの携える良いたよりがいかに壮大なものであるか,熱意と確信をこめて述べ,わたしたちの喜びを奪おうと努めているのがだれかを強調する。その者の努力を打ち砕くことからどのように喜びを実感できるかを示す。神の民の多くが障害にもめげず喜びを保っているその方法を強調する。良い準備の重要さを強調し(10節),伝道者たちにそのことを示す経験を述べてもらう。
15分: 「100年の間,見張りを続ける」。1979年7月1日号「ものみの塔」4-8ページの記事を,聴衆の参加も入れながら,話の形式で扱う。
7分: 7月1日号「ものみの塔」31ページの『私たちは本当に感謝しています』の記事から短い経験を一,二要約して述べ,人々が「ものみの塔」誌から真の益を得るよう助けるため,予約活動に励むよう勧める。野外奉仕の発表。32番の歌と祈り。
7月8日に始まる週
7分: 94番の歌と必要な発表。「質問箱」の要点を注解する。
13分: 「わたしたちは,ほかの人びとのように眠ったままでいないようにしましょう」。1979年6月15日号「ものみの塔」28-31ページの記事に基づく話。
20分: 「目的をもって証言していますか」。思いを刺激する質問によって聴衆を含めながら討議する。記事の2節と7節を読んで目立たせる。会衆内の再訪問の数と司会されている聖書研究の数およびこうした活動に参加している伝道者の数を皆に知らせる。時間の許す範囲で,聖書研究に成功を収めている会衆内の人たちの経験を織り込み,彼らがどんな見方を持っているかを尋ねる。研究を司会している若い伝道者がいるだろうか。彼らはこの活動を楽しんでいるか。討議の間,わたしたちの目的がただ文書を配布することにあるのではなく,羊のような人たちを見いだして養うことにあるという点を終始強調する。
15分: 「良いたよりを伝える ― 区域を効果的に網羅していますか」。各節を読んで聴衆と詳しく討議する。わたしたちはただ区域を網羅することや文書を配布することにではなく,弟子を作ることに関心を抱いているという点を強調する。
5分: 地域大会の出席の仕度を始めているだろうか。必要なら宿舎との連絡も取るよう勧める。野外奉仕の発表。62番の歌と祈り。
7月15日に始まる週
10分: 1番の歌と必要な発表。実を結ぶことについて述べているヨハネ 15章16節について,わたしたちの実が残るようにするとは何を意味するか注解する。(ヨハネ 15章5,6節と比較。1979年3月15日号「ものみの塔」22ページ2,3節。)
10分: 予約の提供に関する経験を伝道者たちから聞く。(一人か二人に前もって準備してもらう。)7月の最新号の雑誌をみなに見せ,会衆内の野外奉仕に当てはめながら注解を述べる。よく準備した資格のある若い伝道者に,「会話するための話題」と特定の記事を簡潔に結び付けて,7月号の雑誌2冊を提供するところを実演してもらう。会衆の区域ではその方法や他の方法がなぜ効果的なのか聴衆の意見を求める。
20分: 「若い皆さん,あなたは真の成功への道を歩んでいますか」。1979年7月15日号「ものみの塔」9-12ページの記事を聴衆の参加を交えながら話の形式で扱う。
15分: 会衆に必要な事柄を何でも取り上げることができる。7月中に地域大会に出席する会衆では大会出席のために扱えないプログラムをここで取り上げることもできる。
5分: 野外奉仕の発表。次週の奉仕会に1979年「年鑑」を忘れずに持って来ること。68番の歌と祈り。
7月22日に始まる週
5分: 紹介の言葉。31番の歌と必要な発表。
15分: 学んでいることをどうしていますか。
この部分は十分前もって準備されるべきである。野外で役立つ優れた要点や,わたしたちの日常生活に役立つほかの点が集会で扱われている。わたしたちは学んでいることを用いているだろうか。この部分では公開講演と神権学校に時間の半分ずつを割く。月の初めに,この二つの集会の各々を考えるよう一つか二つの書籍研究の群れに割り当てておく。これらの集会で討議された資料から拾い出した点を機敏に用いるよう頼んでおく。ある資料は個人的な決定を下す助けになるかもしれず,非公式の証言や家から家の証言に用いられる点や,再訪問をしたり聖書研究生に集会への関心を高めさせるのに活用できる点が含まれているかもしれない。プログラムの間,群れの伝道者たちは,学んだ事柄の価値を強調するような経験を述べることができる。これは資料の復習であるべきではない。来月も同じ事を行なうということを会衆に知らせる。
30分: 「わたしたちの信仰の宣言」。(1979年「年鑑」380-383ページ。)この部分を扱う長老は,時間の許す範囲で,資料を一節一節読み,次の質問をもとに討議を進める。1,2節: 信仰とは何か。信仰に関連してわたしたちは何をし続ける必要があるか。
3節: 世のどんな進展から,『王国を第一に求める』ことが唯一の正しい道であると確信できるか。それこそわたしたちのしている事であるとどのように証明できるか。
4節: 聖書を知らないために生じている悲しい結果にはどんなものがあるか。聖書にのっとって生きるなら素晴らしい結果が生じるというどんな証拠があるか。真の信仰は人々の生活に健全な影響を及ぼすことをどのように示せるか。
5,6節: 霊的な面で他の人々を助けようとのわたしたちの努力をエホバが成功させてくださるとどうして確信できるか。
7,8節: わたしたちには将来に対するどんな希望があるか。その成就をなぜ確信できるか。
9,10節: 「宣言」の中でどんな決意をわたしたちは言い表わしたか。わたしたちのこの決意はこれからも変わらないことをどのように示せるか。
11,12節: エホバ神とそのみ子に対し全き確信を抱いていることをどのように実証してゆくことができるか。
13節: 自ら決意したことを考え続け,またそれに従って生活してゆくよう全員を励まして結ぶ。
10分: 野外奉仕の発表。「聖書物語」の本を提供するところを実演で示し,8月にも活発に野外の活動に参加するよう励ます。7番の歌と祈り。