弟子を作るのに助けとなる集会
2月24日に始まる週
15分: 84番の歌と会衆の発表。「支部の手紙」および「神権的ニュース」を,幾人かの奉仕者が熱意を込めて話し合う。
12分: 「記念式に今備えなさい!」 記事の中の資料を扱い,記念式の取決めについてのあらましを述べる。
25分: 3月の野外での提供。3月には,「聖書物語」の本を1,000円の寄付で提供する。しかし,別の話題を用いてポケット版の書籍を提供した方が望ましいようなら,2月に用いた話題を取り上げて,ポケット版の本に2冊の雑誌を添えて300円の寄付で提供できる。「聖書物語」を用いる場合,自己紹介の後に次のように話すこともできる。
「お会いするみなさんと,子供の教育についてお話し合いしています。子供を育てることはどこの家庭でも大切な課題ですね。子供に衣類,食べ物,おもちゃなどを備えるために親は努力しなければなりませんが,喜んでそうしますね。ところで,何と言っても親が一番関心を向けているのは,自分の子供がどんな人間になるだろうか,ということではないでしょうか。(家の人の考えを聞く。)その点で,子供は良い事でも悪い事でもどんどん吸収することをどの親でも知っています。悪いことの方が覚えが早いという人もいます。テレビ番組や遊び友だちなどをご覧になって,子供が毎日学んでいるものは望ましいものが多いと思われますか。(家の人の意見を聞く。)どうすればよいでしょうか。ここをごらんください。(エフェソス 6章4節または申命 6章6,7節を読む。)聖書は,親が子供に絶えず関心を向け,健全な事柄を教えるようにと勧めています。そして,聖書は最善の教材であることが証明されています。この本は,お子さんに聖書の健全な教えを与えるために特に発行されました。一冊わずか1,000円のご寄付で紹介しています。どうぞ手に取って内容をご覧ください。こんなふうにこの本を用いることができるのですが,例えば,悪い交わりを避け,良い交わりを持つことの大切さをお子さんと話し合いたいと思われたことはありませんか。この本の第20話はそれについて大切な原則を分かりやすく述べています」。(第20話のさし絵を示しながら,要点を簡潔に述べる。そのほか,第47話,盗みや正直さについて,第77話,勇気をもって忠実に行動することについて,第95話,親切についてなどいろいろと用いることができる。)他にどんな部分を用いているか会衆に尋ねてみる。どんな点を強調するとしても,生活においてどのように聖書の原則を適用できるか示すことは大切であり効果的。結びによく準備した奉仕者による実演を含める。
8分: 6番の歌と祈り。3月第一週の奉仕を励ます。
3月2日に始まる週
20分: 「親のみなさん ― 子供たちは何を学んでいますか」。この記事に関する10分間の話。その後,3,4人の子供たちを,「聖書物語」の本を持ってステージに来るように招く。第2,3,4話で生じたことの意味とさし絵について考えてもらう。質問をして第2と第3話を第4話と対照させ,不従順の悪い結果を示す。要点がはっきり理解できたかどうか確かめる。質問により,問題点や聖書の中に含まれている道徳的な教訓に対する子供たちの理解を知るようにする。
25分: 「その方の記念としてあなたは何をしていますか」。質問と答えによる討議。会衆の記念式のいろいろな取決めについても明確に知らせる。
5分: 30番の歌と祈り。
3月9日に始まる週
13分: 72番の歌と会衆の発表。会計報告。
25分: 「良いたよりを伝える ― 臨機応変であることにより」。司会者は,有能で年若い兄弟に座席から節を読んでもらう。適切な質問を用いて聴衆の注解を引き出す。現在用いている会話するための話題を使って,だれかにステージで実演してもらう。家の人は家族の中に不幸があったか,あるいは反論を述べる。伝道者は予定した通りの話を続ける。司会者はさえぎり,こんな場合何か他の方法で扱うことができないか聴衆に尋ねる。反論が持ち出された所から話を続ける。今回は伝道者が反論に答え,提供物を配布するか,再び訪問することを取り決める。準備した話を状況に適したものとすることが必要となるような,その地方で直面する二,三の反論か,直面する状況を討議する。家の人の必要に合ったものとするため,どのように準備した話を調整したり,別の文書を提供したりしたかを例示する一,二の経験を尋ねる。直面する状況によって調整を施すことができるように準備しておくことを兄弟たちに強く勧める。
15分: 会衆の必要を扱う。会衆がどんなことを必要としているか長老たちは話し合って,霊的なプログラムを準備する。いつでも話の根拠として聖書や,聖書を説明している協会の出版物を用いることが勧められている。
7分: 38番の歌と祈り。
3月16日に始まる週
8分: 116番の歌と会衆の発表。
15分: 「わたしはどのように真理を知るに至ったか」。経験。長老は二,三人の人々か二,三の家族をインタビューする。インタビューされる人は,述べようとしていることを読んだり,暗記したりしない方が望ましい。長老は巧みに質問をし,次のような事柄についての情報を引き出すようにする。最初に真理を聞いたのはいつか。どのように真理に接したか。以前どんなことを信じていたか。直面した問題,など。兄弟たちが互いを一層よく知り,真価を認め合うように援助する。
15分: 野外奉仕活動のためのイエスの指示。奉仕監督はマタイ 10章の中から選んだいくつかの節を考慮し,その地方の区域の野外奉仕活動に適用する。節を聴衆に読んでもらい,質問をして兄弟たちの注解を引き出し内容を討議する。5,6節: 区域割当て。7節: 伝道の主題。11-14節: ふさわしい者を尋ね出す。彼らのために祈りを込めた関心を示す。家の人にあいさつする。反対する者と議論して時間を浪費しない。反対者に自分の平安と喜びを奪われないようにする。16節: 世に対する態度と振舞い。17-20節: 反対や迫害は予期できる。確信を持ち,エホバに信頼しなさい。24-28節: なぜ反対が来るか。自分の光を輝かせ,恐れの傾向に立ち向かいなさい。40-42節: 王国についての音信を人々が聞き,それに反応する機会を人々に差し伸べるという特権を認める。会衆の野外奉仕の取決めに関する指示で結ぶ。すべての人がエホバの導きに信仰を持ち,その週の野外奉仕活動に喜びを持つように励ます。
15分: 「人間におののくことはわなを仕掛けることになる」。1980年1月1日号,「ものみの塔」29-31ページの記事に基づくプログラム。一群の奉仕者が話し合うか,一家族が話し合う。示されている聖句に十分注意を払う。
7分: 107番の歌と祈り。
3月23日に始まる週
18分: 83番の歌。会衆の発表。「1980年の神権学校の予定」を考慮する。いくつかの変化に注意を引く。また取り上げられる教科書についても言及する。学校の監督が扱う。
15分: 「その信仰に倣いなさい」。(ヘブライ 13:7)インタビュー。数人の年長の人々,あるいは長年の間,忠実に奉仕してきた人をステージに招く。質問と述べられる事柄は前もって十分に考慮されているようにし,忠実さとエホバの善良さが際立つようにする。司会者は特定の質問をすることにより,会衆を鼓舞し励ますため個人の経験の豊かさや独特な持ち味を引き出すようにする。長年忠実に働いている方のりっぱな模範を暖かくほめる。個人的な状況により活動が大いに制約されるようなことがあるとしても,行なえることはどんなことでもエホバに喜ばれるものであることを確信させる。マルコ 12:41-44の原則に基づき,すべての人が彼らのりっぱな模範に倣うように励ます。
20分: 「み子は『その者たちを最後まで愛された』」。1980年3月1日号,「ものみの塔」25-29ページの記事に基づく話。
7分: 47番の歌と祈り。