弟子を作るのに助けとなる集会
注意: 「王国宣教」には夏の間,毎週の奉仕会の予定が載せられます。会衆は,地域大会出席のため,およびその翌週の奉仕会においてプログラムを30分で復習するために必要な調整を行ない,資格ある兄弟たちに,前もって一日ごとの復習を割り当てることができるでしょう。よく準備した復習により,個人的に適用したり,野外で用いたりするための主要な点を覚えるよう助けられます。聴衆から求める注解は簡潔で的を射たものとなるようにしてください。
7月3日に始まる週
8分: 会衆の発表および「発表」。最新号の雑誌の提供を実演で手短に示し,第2土曜日の雑誌の証言にあずかるよう励ます。
20分: 「大会から益を得るよう若い人々を助けなさい」。質問と答え。最後の8分を用いて三,四人の模範的な若者と共に要点を話し合う。彼らは大会のプログラムからどのように益を得てきたか。親や他の人々はどのような助けを与えてきたか。大会のプログラム中,気を散らさないようにするため何を行なっているか。大会で楽しかったことは何か。
17分: 「全き心をもって仕える」。質問を交えた話と討議。4節を討議する際,7月のブロシュアーの提供に関する実演を含める。
128番の歌と結びの祈り。
7月10日に始まる週
10分: 会衆の発表と会計報告。
20分: 「集会は子供たちに益をもたらす」。質問と答え。最後の数分を用い,記事の提案を適用してきた模範的な親子にインタビューする。子供に集会の準備をさせる面で,どのように援助を与え始めたか,現在子供を助けるために何を行なっているか,どんな個人的な益を経験しているかを親に述べてもらう。
15分: 「論じる」の本の344-348ページの「独立」の部分に基づく話。わたしたちがエホバに依存しているということ,および独立の道に従うことによって生じる悲惨な結果を強調する。会衆の必要に適用させる。
63番の歌と結びの祈り。
7月17日に始まる週
10分: 会衆の発表。4月の奉仕報告を振り返り,会衆が成し遂げた事柄をほめる。第4土曜日の雑誌活動にあずかるよう励ます。
20分: 「あらゆる機会をとらえて証言しなさい ― その2」。質問と答え。4節を扱う際,会衆の経験,および非公式の証言に関する手短な実演を含める。
15分: 偉大な教え手に聞き従う。話とインタビュー。「偉大な教え手」の本のカセットの価値を際立たせる。子供たちに訴える46の聖書の話が収められており,重要な聖書の原則を教えるもの。これらの話は,子供たちをエホバとイエス,そして聖書に引き寄せるのに役立つ。「偉大な教え手」の本の5,6ページに載せられている発行者の言葉に注目する。若者と親にインタビューし,子供たちが受けてきた益を際立たせる。
65番の歌と結びの祈り。
7月24日に始まる週
5分: 会衆の発表。
20分: 「家庭聖書研究を産出的に司会する」。「王国宣教」1989年2月号の折り込み37-43節を質問と答えで扱う。「王国宣教」1988年4月号「霊的な事柄を認識するよう他の人々を助ける」の6節の内容を参考にして,研究司会者が,進歩的な研究生と奉仕の意義や重要性を話し合っている場面を実演で示す。
20分: クリスチャン婦人 ― 尊敬され,敬意を表わす会衆の成員。「論じる」の本の125-128ページに基づく長老の話。聖書に略述されている女性の役割にふさわしく生活している姉妹たちをほめる。
82番の歌と結びの祈り。
7月31日に始まる週
8分: 会衆の発表。最新号の雑誌から話し合える点を討議する。第1日曜日の野外奉仕を支持するよう会衆を励まして結ぶ。
15分: 「良いたよりを伝える ― 家から家の記録を用いて」。質問と答え。時間の許す範囲で節を朗読する。留守宅用と再訪問用の記録の用い方を述べる。記録すべき情報を聴衆と考慮し,その理由を説明する。あまり奉仕されていない区域でも留守宅の記録を取ることを強調する。野外奉仕の際,家から家の記録を携えるべきことを思い起こさせる。
12分: ブロシュアーを用いて研究を始める。討議。ブロシュアーを配布するだけでは不十分。弟子を作るという目的を成し遂げるためには聖書研究を司会しなければならない。ブロシュアーを用いて研究を始める方法を実演で示す。(宣 86/8 8ページ参照。)この面で成功を収めている伝道者たちにインタビューする。または,1986年の「年鑑」の11-13ページや1987年の「年鑑」の48ページの経験を述べる。伝道者たちの積極的な近づき方,彼らが経験した良い結果を強調する。
10分: 神権的なカレンダーの写真から学ぶ。話。1989年のカレンダーと共に「ものみの塔」1989年7月1日号の「『コラジンよ,あなたは災いです!』―なぜ?」の記事を用い,記事を読む際にカレンダーの対応する写真を用いることの益を強調する。「ものみの塔」の1989年1月1日号,3月1日号,5月1日号の関連記事を思い起こさせる。1990年のカレンダーも聖書の地の写真を特色としている。
32番の歌と結びの祈り。