質問箱
■ 補助開拓者として奉仕することをどのようにみなすべきですか。
イエス・キリストは,み父がご自分に期待しておられる事柄が何かを知っていたので,与えられた業を行ない神に栄光を帰しました。(ヨハネ 17:4)このようにエホバに仕えることを喜びとされたイエスは,弟子たちも同様の喜びを味わうであろうことを約束されました。(ヨハネ 15:11)そうです,今日神の僕が享受できる最大の喜びの一つは,イエスが行なわれたのと同じ王国の良いたよりを宣べ伝え,人々を弟子とする業です。
毎月,幾万人もの奉仕者が補助開拓奉仕者として奉仕するよう任命されており,継続して補助開拓奉仕をしている人々もいます。事情の許す月に,60時間を野外奉仕に費やして補助開拓奉仕をするこれらの熱心な奉仕者は称賛に値します。長老たちは補助開拓奉仕を申し込む奉仕者がその奉仕を喜びのうちに行なうことができるよう,あらゆる援助と励ましを与えるべきです。
あなたは補助開拓奉仕の喜びを味わったことがありますか。この奉仕は単に60時間の奉仕をささげる補助開拓者の名簿に名前が載せられることを意味しているわけではありません。与えることを喜びとされたエホバ神とキリストに倣い,永続する幸福をあなた自身味わうためのものなのです。わたしたちが奉仕者として経験を積むには,イエスが行なわれたように宣教の様々な分野に積極的に参加しなければなりません。関心を高めるために数多くの再訪問を行ない,人々に永続する効果をもたらす家庭聖書研究を司会して喜びを増し加えてゆくのです。それで,ぜひ報いを伴う補助開拓奉仕の特権をとらえてごらんください。
一年のうちには,野外奉仕に『ひたすら携わる』のに都合の良い月があります。(使徒 18:5)記念式の時期や巡回監督が会衆を訪問する月などがそうです。豊かな祝福を経験することが多いという認識のもとに,そうした特別な活動がある時期に普段よりも多く宣べ伝える業に参加するため,喜んで事情を調整する奉仕者は少なくありません。(コリント第二 9:6)休暇の月や,週末が5回ある月に開拓奉仕をするよう特別な努力を払っている奉仕者も大勢います。
開拓奉仕ができない奉仕者は,補助開拓者と明確な約束をして共に働くよう時間を取ることによって,助けになれます。可能であれば,奉仕に少し長くとどまって開拓者たちと共に奉仕を行なうと助けになります。開拓者たちは,朝の早い時間や午後の遅い時間や晩の早い時間に他の奉仕者たちが参加すると,特に感謝することでしょう。補助開拓者は,他の奉仕者が再訪問を行なったり,家庭聖書研究を始めたりする時に喜んで参加します。このような方法で補助開拓者を支える人々は,与えることからくる,より大きな幸福を必ず味わいます。―使徒 20:35。
大勢の補助開拓者の勤勉な態度は深く感謝されています。補助開拓者に加われる人は豊かな祝福を期待することができます。(箴言 10:4)あなたが補助開拓者として,活動を増す喜びを次に経験できるのはいつでしょうか。