奉仕会の予定
注記: 「王国宣教」には夏の間も,週ごとの奉仕会の予定が掲載されます。会衆は,「神と共に歩む」地域大会に出席するために必要な調整を加えることができます。もしふさわしければ,大会に出席する直前の奉仕会の15分を用いて,4月号と5月号の折り込みから会衆に当てはまる的確な諭しを再び考慮してください。10月中,一つの奉仕会全体を用いて大会プログラムの際立った点の復習が行なわれます。その討議に備えて,すべての人は大会で意味深いノートを取り,自分の生活と野外宣教に個人的に適用したいと思った特定の点をリストにすることができます。そうすれば,大会出席後それらの提案をどのように適用したかを説明して,他の人を励ますことができます。
6月14日に始まる週
15分: 会衆の発表。「王国宣教」から選んだ発表。(会衆の区域でふさわしければ)4ページの提案を用いて,「ものみの塔」誌,6月15日号と「目ざめよ!」誌,6月22日号を紹介する実演を行なう。一つの実演は商業地区で証言している場面にする。別の現実的な提供方法を用いてもよい。「偉大な教え手から学ぶ」の本の提供に関する経験を一人か二人に述べてもらうようあらかじめ取り決めておく。雑誌の日以外はこの書籍を配布するように励ます。
10分: 雇い主に話しましたか。「王国宣教」2000年1月号,1ページの「あなたも出席しますか」という記事に基づいた話。長老が扱う。「宣教学校」の本,67ページに関する注解を含める。
20分: 「夏の時期にもエホバのご意志を行なうことから力を得る」。a 資格ある奉仕者にすべての節を朗読してもらう。今年の夏に宣教を拡大することの意義を強調し,補助開拓奉仕をとらえるよう強く勧める。各自が生活を組織し,よい計画を立てるように励ます。
179番の歌と結びの祈り。
6月21日に始まる週
10分: 会衆の発表。すべての会衆にあてられた6月10日付の手紙を読み,6月にも全員が宣教にあずかるように励ます。
15分: 非公式の証言に備える。「王国宣教」2003年10月号,1ページに基づいた,話および聴衆との討議。二,三人の人に,昨年の国際および地域大会に関連して行なった非公式の証言の経験を話してもらうよう,前もって取り決めておく。ふさわしい出版物を用いて非公式の証言を行なう手短な実演を行なう。今年の地域大会では,すべての奉仕者が大会の行き帰りや大会開催都市での滞在中に会う人に,バッジを用いるなどして何らかの証言を行ない,それを忘れずに奉仕報告に含めるよう励ます。記事の6節を強調する。
20分: 『この良い地を見なさい』から益を得る。この新しいブロシュアーは,神の言葉を読み,研究することをより意義深いものにしてくれる。成功のかぎは索引を使うこと。エホバがボツラから来ると述べている,イザヤ 63章1節を読む。「良い地」の索引でボツラという見出しを探すよう皆に勧める。35ページの囲みを使って「ボツラ 11 G11」の意味を説明し,該当する地図でボツラとエドムを探す。索引を使い,イエスが通ったエルサレムからスカルへのルートを探す。(ヨハ 4:3-5)ベツザタの池についても同じようにする。(ヨハ 5:1-3)今年に入り創世記から再び通読しているが,今までの通読の範囲から,さらに一つか二つの例を選ぶ。その場所がブロシュアーのどこに掲載されているか,また地図を調べることからどんな益を得られるかについて注解するよう聴衆に勧める。ブロシュアーにある地図の幾つかを手短に際立たせ,それがどの時代のものかについて言及する。18,19ページの地図には,聖書中の場所がどのページよりも多く掲載されている。『この良い地を見なさい』を活用するよう皆に熱心に勧める。
53番の歌と結びの祈り。
6月28日に始まる週
12分: 会衆の発表。会計報告。6月の野外奉仕報告を提出するよう,奉仕者に思い起こさせる。一組の親子が雑誌配布の実演を行なう。(会衆の区域でふさわしければ)4ページの提案を用いて,親が「ものみの塔」誌,7月1日号,若者が「目ざめよ!」誌,7月8日号を紹介する。夏の時期,雑誌の日の証言に親子で参加するように励ます。
15分: 会衆の必要。
18分: 7月と8月の宣教に備える。聴衆との討議。この号の「王国宣教」1ページから幾つかの点を復習する。その後,「知識」の本と「満足のいく生活」のブロシュアーの提供についてそれぞれ実演で示す。「王国宣教」2003年11月号,7ページ,2003年6月号,6ページ,2003年1月号,3ページを参考にする。(1)質問や話題,(2)聖句,(3)出版物の中の目立った点が,それぞれの実演に含まれていることを強調する。良いたよりを伝えるときに聖書を使うようすべての人に勧める。
20番の歌と結びの祈り。
7月5日に始まる週
10分: 会衆の発表。地域大会の出席,補助開拓奉仕,非公式の証言などの夏の神権的な活動について簡潔に注解する。今奉仕年度中,あまり奉仕されていない区域が会衆にあるなら,徹底的に奉仕するために設けられている取り決めを知らせる。旅行など夏の活動のために日課が通常と異なる場合,家族研究や会衆の集会や野外奉仕がおろそかにならないためには,よく計画することが必要である。(箴 21:5)旅行に行くか行かないかにかかわらず,野外奉仕をきちんと行ない,報告を提出することを思い起こさせる。
17分: 「会衆の書籍研究 ― なぜ必要ですか」。b 準備されている質問を使う。「王国宣教」2002年11月号,1ページの「会衆の書籍研究の監督に協力する」という記事に関する注解を含める。週末や休日の宣教は監督や補佐とともに奉仕するよい機会ゆえ,できる限り支持するように励ます。
18分: 子どもは親から何を与えてもらう必要があるか。「偉大な教え手から学ぶ」の本,6,7ページに基づく,話および聴衆との討議。子どもが,真の崇拝の導きとなる聖書の原則を学び,訓練に関して親の果たす重要な役割を理解することは肝要である。この本を学ぶうえでの提案について討議する。この研究用の手引きをどのように活用してきたかについて親に注解してもらう。一人か二人の子どもに,この出版物のどんなところが好きかを話してもらう。子どもたちが夏休みの時期に,普段より子どもたちと学ぶ機会を増やすように励ます。
65番の歌と結びの祈り。
[脚注]
a 前置きは1分以内にし,すぐに質問と答えで扱う。
b 前置きは1分以内にし,すぐに質問と答えで扱う。