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  • 気持ちの持ち方は病気の回復にひびく
  • 謝罪するスペインの僧職者。
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目ざめよ! 1972
目72 1/8 30–31ページ

世界展望

脳を冒すマリファナ

◆ 生化学者ハリス・ローゼンクランツとユーガル・ルスラが行なった実験によれば,長期間多量のマリファナを投与された動物の脳には重大な化学変化の生じることが明らかにされた。脳に欠かせない脳たん白質とRNAの欠乏が生じたのである。比較的少量のマリファナを投下されたネズミも異様な動作を示した。このことと一致して,アメリカ,バークレイのカリフォルニア大学にあるコーウェル記念病院の精神医学科主任は,マリファナ常用者に関する自分の臨床経験に基づいて次のように語った。「長期間(たとえば1年のうち6か月間)マリファナをひんぱんに(日に1回ほど)使用すると,器質性脳障害に見られるのと同様の慢性の変化が生じる」。

愛を伴わない性

◆ 結婚関係外の性交渉が若者の間できわめてふつうに行なわれているため,アメリカのメリーランド大学の校医は毎週10人もの未婚女子学生をニューヨークの中絶施設に行かせている。サンフランシスコのある十代の少女は,「十六,七歳の女の子に性交をしてはいけないっていうのはやぼです。何をしたって,そうするんですからね」と語った。その結果はどうであろうか。過去5年間にアメリカの性病は1,000%も増加した。英国のある病院の報告によれば,性病患者は昨年25%増加したという。それら患者にはわずか13歳の男女も含まれている。ワシントン・アメリカ大学の精神医学の一教授はこう語った。「結婚せずに同棲生活をする学生はこう言う。『結婚したいとは思いません。自分からあまり多くのものが奪われてしまうのじゃないかと思うのです。ある人のことを始終気にかけたり心配したりするほどの愛情など持っていません』」。その結果,失意,病気,堕胎,自殺に終わる。結婚のきずなの中で永続する愛をはぐくむ,聖書の原則に従って生活するほうがはるかにすぐれている。

電波による写真

◆ 最近,電波天文学によって紹介された,新しい写真は世界中の天文学者のあいだで相当の反響を呼んでいる。電波を使って撮影した,はるかかなたの島宇宙の写真は可視光線による写真とほとんど同様に明細である。その写真はオランダにある,いわゆる開口合成電波望遠鏡で撮影されたもので,その電波望遠鏡は1.6キロにわたって1列に並べた同形の球状アンテナ12個でできている。それらアンテナから発信される電波を受信機で集束し,電子計算機にかけたところ,猟犬座うず巻星雲M51番の意味深い写真ができあがった。

地球の準衛星

◆ 地球の準衛星とされる直径わずか二,三キロの小天体の存在が知られている。電子計算機の計算によれば,その天体は地球および月と関係をもつ一定の軌道を運行していることが示されている。地球と月の体系にもう一つの天体の関係していることが明らかになったのは,これが初めてである。この小さな月は,トロと呼ばれ,太陽のまわりの軌道を回るさい,地球から1,900万キロ以内に達する。トロの軌道と速度は地球の引力によって一定に保たれている。

コンタクト・レンズ

◆ 最近,柔軟で,しなやかなレンズが開発され,コンタクト・レンズに対する関心がにわかに高まっている。硬質レンズに比べて,この種のレンズにはいくつかの利点があるが,バクテリアに冒されやすいという大きな欠点もある。先ごろ,アメリカのカリフォルニアでは,そうしたコンタクト・レンズ1,300組が,眼をそこなう細菌を含んでいるという理由で押収された。硬質コンタクト・レンズの場合でも細菌が付着しないよう注意する必要がある。コンタクト・レンズを舌でぬらして目にはめるのは禁物である。またケースは清潔にしておかねばならない。柔軟なコンタクト・レンズは毎日15分間煮沸消毒する必要がある。

沈下する都市

◆ 世界最大の都市,東京は徐々に海面下に沈下しつつある。沈下速度は場所によって異なるが,今年は昨年よりも約20センチ沈下した。都内によっては第二次大戦以来およそ2メートル沈下した所もある。沈下のおもな原因とされるのは工業用水としての地下水の乱用である。日本の工業の発展にともない,工業用地下水の使用速度が自然の作用による地下水の補給速度を上回っており,地下の水圧が減少するにつれ,東京は沈下してゆくのである。

まん延するコレラ

◆ アフリカ,中東および極東全域にわたりコレラが急速に広まっている。こうした広範なコレラの発生は1899年以来初めてである。死者総数は2万人を優に越えると見られているが,医療施設が整い,衛生状態の良好な土地では問題がない。この病気は人間の排せつ物で汚染された食物や水によって広まる。また,この病気にかかると,体液が極度に失われて死亡する。

へん桃は必要

◆ アメリカでは1971年に子どもたちのへん桃が推定100万対除去されたとされている。ロチェスター大学のロバート・J・ハッジャティー博士はそうした処置の効用を疑問視している。手術をまさに必要とするほどへん桃が悪化しているのは治療例のうち二,三%にすぎないと同博士は見ている。へん桃はばい菌を食い止めるところとして知られており,種々の病気に対する抵抗力を強める途上にある子どもにとって非常に重要である。

抗生物質による聴力の減退

◆ 抗生物質には併用した場合特に,悪性の副作用として聴力の減退を引き起こすものがある。ストレプトマイシン,ネオマイシン,カナマイシンなどがそれである。1971年10月4日号,「近代医学」誌によれば,それら抗生物質は「蝸牛や腎臓にとって非常に有害なので,投与中にそれら二つの器官の機能を検査することが肝要である」という。

気持ちの持ち方は病気の回復にひびく

◆ 医師のあいだでは,患者の40%には気休めの薬でも本物の薬同様よくきくものだということが知られている。医師も気休め薬を本物と考えている場合には効果はさらに大きい。カナダのマックギル大学のバーナード・グラッズ博士によれば,患者の気持ちの持ち方は回復を促進するのに薬と同様に重要であるという。このことと一致してアメリカの精神身体医学アカデミーのアルフレッド・J・カントール博士はこう述べている。「最も有効な薬も,患者にあまり尊敬されていない医師が投与すると,さほど効果を発揮しない場合がある。……また,比較的効用の少ない,あるいは化学作用のない薬剤でさえ,患者が医師を信頼している場合には大いに効果を表わすことがある」。

謝罪するスペインの僧職者。

◆ 最近行なわれた,スペインの全司教管区の司祭と司教の集まりにさいして,スペイン内乱中カトリック教会の演じた事柄を謝罪する件で過半数が賛成投票をするという史上きわめて重大な一瞬が到来した。ある司祭は,「スペイン教会は今日ここで,ほかならぬ教会の犯した罪を認めたのである」と語った。

シリコンの注入は死を招きかねない

◆ シリコン液を注入して乳房を大きくしようとする女性は少なくない。アメリカではそうした処置が広く行なわれ,そのための余病が相当起きているため,医学界の権威者は一般国民に全面的な警告を発している。シリコンの注入は,乳房の切除を必要とする広範囲な膿瘍,その他の重大な副作用はもとより死さえ招きかねない。

胎児の殺害を是認するメソジスト教会

◆ 最近,アメリカの連合メソジスト教会のカンサス西部協議会は,発育途上の胎児の殺害を認めると述べた。同協議会は満場一致で,「合法的医学的妊娠中絶を行なうよう,ウエスリー医学センターを支援する」ことに賛同した。同協議会の理事会はまた,次のように言明した。「カンサス州の法律は現在,不本意な妊娠の中絶を望む母親のための安全かつ適切な措置を設けており,われわれはそうした法律を支持し,その適用を奨励する」。これは殺人を禁ずる神の命令にまさに反している。生まれる前の胎児であれ,生まれ出た子どもであれ,それを故意に殺すのはやはり殺人ではあるまいか。

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