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目ざめよ! 1973
目73 4/8 30–31ページ

世界展望

混乱状態の教会

◆ 世界の教会の指導者と政府当局者は急進的な僧職者に頭を痛めている。最近,オランダのカトリック教会では,キューバの革命家チェ・ゲバラを激賞する説教が行なわれた。アルゼンチンのメソジスト派のある信徒は,「ここのわれわれの教会のユニオン神学校では,チェ・ゲバラはイエス・キリスト以上に英雄視されている」と語った。西ドイツでは,プロテスタントの若い牧師の多くが共産党にはいった。また,イタリアの僧職者のあいだでは小規模ではあるが「進歩主義」運動が組織された。アフリカでは,宗教指導者たちが新政権の指導者陣と衝突している。多くの政府の人種政策は教会間の分裂をもたらしている。そうした政策を支持する教会もあれば,非とする教会もあるからである。

「ライフ」誌が発行禁止

◆ 4年間に約92億円以上の赤字を出したアメリカの「ライフ」誌は最近,発行を停止した。過去15年間に,「ルック」誌を始め,「サタデー・イブニング・ポスト」「コリヤーズ」そして今回の「ライフ」誌が完全に廃刊された。ある当局者は,「ライフ」誌廃刊の理由として,郵便料金の値上がりやテレビとの競争,また将来大きな赤字が予想されることなどをあげた。

アメリカ最後の月探索飛行

◆ アメリカ政府の後援による最後の月探索飛行が行なわれ,サターン5型ロケットでアポロ17号宇宙船が打ち上げられた。人間が月面を歩いたのはこれで6度めである。現在,アメリカ政府は今後月旅行を行なう計画を持ってはいない。月探索飛行の全計画には250億㌦(およそ7兆5,000億円)が費やされた。

ソ連の穀物の不作

◆ 最近大国間に協力が見られたが,その理由の一つは明らかに穀物不足であった。発表された統計は,今年のソ連の穀物の不作がどれほど深刻なものかを初めて明らかにしている。そのためソ連の当局者は,国内での使用のために十分の穀物を確保し,同時に自国の家畜を救うためにやむをえず外国から穀物を購入した。

喫煙と自動車の運転

◆ アメリカにある国家安全会議の自動車輸送の管理者,ジョン・J・フラハーティは,運転中の喫煙は運転者の運転効果を阻害すると警告している。乗客さえ喫煙をすれば,事故を起こす可能性は増大する。なぜなら,2,400㍍の高空を飛んでいる時と同様の酸素の稀薄状態が生ずるおそれがあるからだ。その結果,視力が影響を受ける。さらに,医師たちのあるグループは,心臓障害のある10人の運転者が交通量の多いロサンゼルスの高速道路を運転するところを調べたが,小量の一酸化炭素が運転後少なくとも2時間はそれら運転者の心臓の状態を悪化させることを発見した。それら運転者が運転中に喫煙すれば,事態はなおいっそう危険なものとなる。同じ道を運転しても,その間にきれいな空気を補充したところ,それら運転者の状態は悪化しなかった。アメリカでは180万人が一般的な心臓障害である狭心症にかかっていると推定されている。

獄中の受刑者が金銭的に罪のつぐないをする

◆ 最近,スウェーデンのティルベルガにある刑務所の工場である実験が行なわれている。同刑務所の98人の受刑者は約8万円の月給を支払われて,官営の会社のために木造家屋を造っており,その製品は一般市場で普通の価格で販売されている。囚人たちはその収入で“食事と部屋”代や娯楽のための費用を支払っている。また彼らは,法廷で言い渡された被害者と国家に対する損害賠償をも支払わなければならない。それには扶助料も含まれる場合がある。

雪上車の災難

◆ アメリカの国家安全会議によれば,昨年アメリカでは雪上車のために164人の死者が出た。

アメリカ人の飲み物は何?

◆ 最近,アメリカ人の飲み物は,暖かい物から冷たい物に変わっているようである。ひとり当りのコーヒー消費量は1960年の7.1㌔から1971年の5.8㌔に減り,同じ期間に清涼飲料の消費量は80%の急増を示した。ブドウ酒の消費量はあらゆる種類のものを合わせて過去5年間に50%ふえた。その間に,シャンペンとか炭酸を飽和させた安価な果実酒を含む沸騰性アルコール飲料が人気を得,その消費量は168%増加した。

ベトナムで失われた人命

◆ 過去10年間にベトナムでは130万人が死亡したと推定されている。北ベトナムにおける市民の死傷者数は確めることができない。しかし,1965年から1968年にかけての爆撃で毎週推定1,000人の北ベトナム人死傷者が出た。1965年以来アメリカはこの戦争に1,050億㌦(約32兆円)を費やした。

ソ連人の喫煙

◆ 最近,ソ連人はかつてないほど多量に喫煙している。昨年は10年前の2倍に当たる30億ルーブル(約11兆円)をタバコに使った。喫煙に対する強力な警告が政府から出されているにもかかわらず,喫煙の習慣をやめるソ連人はほとんどいない。共産党の指導者L・l・ブレジネフは45分間に1回だけふたの開く特製のタバコ入れを持っている。最近彼は,「きのうはこの方式を使ってタバコを17本にとどめることができた」と語った。

支持された忠誠の問題

◆ 最近,アメリカの上告裁判所は,ニューヨーク州のある女教師に対して,国旗に対する忠誠の誓いが行なわれるさい「黙っている権利」があることを認めた。同女教師の見解は宗教上の良心に基づくものではない。むしろ彼女は,「すべての人のための自由と公正」ということばがアメリカ人の生活の本質を反映してはおらず,そうしたことばを唱えるのは偽善的であると考えている。

既製の説教を買う

◆ アメリカでは,推定4万人の僧職者が,十数社の売り出している説教文を買うのに合計100万㌦(約3億円)を支払っている。イリノイ州,シカゴに住むあるカトリックの司祭はこう語った。「率直に言って,毎週良い説教を準備する暇がありませんし,そうする訓練も受けていません。外部の情報源から何か適当なものを見いだしているからといって,自分の会衆を欺いているとは思いません」。しかし,宗教関係の著述家レスター・キンソルビングは,そうした僧職者に向って会衆は次のように尋ねるであろうと語っている。「僧職者が神学校で受けた訓練には,神学が含まれていたのではなかったか。それとも,それは読書指導に限られていたのか。謄写印刷した説教文を教区民の家庭に郵送して,牧師への給料の支払いをやめて教区の予算を節約し,ディア・アビーやアン・ランタース[新聞の人生相談欄]に特別の申し込みをして,牧師の助言に代えることがどうしてできないのであろうか」。

メソジスト派の教会員が減少

◆ オーストラリヤのビクトリアとタスマニアにあるメソジスト教会は,教会員が過去5年間に5%減少したと報告している。メルボルン地区の教会員の減少は7%であった。1967年にはビクトリアのメソジスト派の教会員は5万6,406人であったが,1971年の末には5万3,529人に減少した。

燃料になる下水?

◆ アメリカのニューヨークにあるクラークソン工科大学の化学者たちは,下水を燃料油に変換する方法を研究している。化学者たちによると,動物や人間の排せつ物を処理すると,低硫黄分の燃料油に作り変えられるとのことである。アメリカ人とこの国のペットの排せつ物を利用すれば,年間640億㍑ものこの種の燃料油を供給できると推定されている。もし,そうした燃料生産を廉価で行なえれば,下水はアメリカの天然燃料の相当量の供給源となるであろう。しかし,それは間にあわないかもしれない。原子力エネルギー最高会議の当局者ジョン・F・オーリアリー氏は,油とガソリンは来年中には配給制のもとに置かれるであろうと予言している。オーリアリー氏は外国からの供給に関しても楽観的な見方をしてはいない。それら外国の供給源は西暦2000年以前に商業的には役だたなくなるであろうと同氏は指摘している。しかしながら,必要のない時に電燈や他の電気器具のスイッチを切ったり,できるだけラジエーターを閉めたり,温度調節装置の目盛りを低くセットしたりすれば,燃料の浪費を少なくすることができよう。

「きたない政治」

◆ 最近のアメリカの選挙では,明らかに多くの不正な手口が使われている。S・J・アーキボールドによれば,彼の主宰する,公明な選挙運動実施委員会は昨年,1968月より25%も多い苦情を受け取った。アーキボールドは,「事実をゆがめたり,政見演説をわい曲したり,事実を誤って解釈」しようとする候補者が記録的に多いと語っている。

共産主義者を支援する牧師

◆ アメリカ,ケンタッキー州のルイスビル・ユニオンの長老会は,牧師が有権者として共産党を支援する権利を認めた。グレイス・ホープ長老教会のT・H・デイビスは自分が共産主義者でないと主張し,次のように自分の立場を弁護した。「あらゆる政治的見解と政党は,思想の市場に出されて論じられたり,公共の役職に候補を送り出す権利を持っているとわたしは思う」。

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