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  • どれほど多くの人がいるか
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  • かなり経過した1975年
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目ざめよ! 1975
目75 5/8 28–29ページ

世界展望

心もとない“聖年”

◆ ローマの人々は教皇パウロが最近宣言した“聖年”を心から支持しているだろうか。ニューヨーク・ポスト紙上同紙のローマ通信員は,「聖年を非難する印刷したはり紙や落書きなどが市内の至る所に見られる」と報じた。なぜだろうか。同通信員はこう答えている。「世界的な経済情勢からして貧しい人々に聖地への巡礼旅行を勧めるのは無意味だと考える……政治勢力もある」。

どれほど多くの人がいるか

◆ 一般に受け入れられている世界人口の数字は正確であろうか。環境基金協会によると,そうではない。サイエンス・ニューズ誌に取り上げられた同協会の調査によれば,世界人口は昨年すでに40億人を超え,年に7,500万人どころではなく9,000万人の割合で増えていると強く主張されている。例えば,同調査によると,アメリカの公式の国勢調査に基づく数字には700万人余の不法入国者が含まれておらず,1970年の国勢調査に際しては530万人ほどの人々が明らかに含まれてはいないと主張されている。同協会はまた,中国の実際の人口は少なくとも9億1,700万人であり,一般に伝えられている8億人をはるかに上回っていると唱えている。

飢きんの最新情報

◆ パドック兄弟が1967年に著わして,今や広く知られている,「飢きん ― 1975年!」と題する本は,昨今の食糧および人口問題をあらかじめ指摘していた。1975年の今,その二人の著者は何と述べているだろうか。「我々があの本を書いた時よりも万事が非常に悪化している。今はエネルギー危機やインフレの問題もあるので,さらに2億人ほどの人々のことを心配しなくてはならない」とウイリアム・パドックは述べている。ニューヨーク・タイムズ・マガジンの記事はこう結んでいる。「パドック兄弟のような人々は……その悲観的な前提についてこれまで以上に確信を抱いているようである」。

スペインにおける宗教

◆ プロテスタント系の保守的な定期刊行物「今日のキリスト教」は,スペインで信教の自由が大いに認められるようになったことに注目し,同国「最大の[プロテスタント]教団」はプリマス・ブレズレン(「会員およそ1万人」)と南部バプテスト(「会員6,000ないし7,000人」)の二派であると主張している。それらの教団は各々約100か所に「集会所」を持っている。その記事はついでに,「エホバの証人は異例の増加を見たと唱えている」と言及した。実のところ,スペインには同国の「プロテスタント」諸団体の全会員数とほとんど同数の活発なエホバの証人がいる。つまりスペインの至る所に散在する400余の会衆に合計約2万9,000人もの証人たちが交わっているのである。昨年の4月,スペインのエホバの証人の各集会所で行なわれた年に一度の主の夕食の祝いに6万22人が出席したことからもわかるとおり,明らかにさらに多くの人々が証人たちの業に関心を示している。

かなり経過した1975年

今や1975年に入ってかなりの日数がたったので,多数の著名な評者は1974年の意味する事柄や1975年がどうなるかについて考えてもよいころであろうと見ている。

● 「1974年は何という年だったのであろう」とアーサー・シュレジンガー二世教授はウォール・ストリート・ジャーナル紙上で驚きの念を表明し,「これら異常な出来事はみな,きわめて不快で,人をはなはだしくろうばいさせるものであったほかに,もう一つの特異な共通点があった。それは,だれ一人としてそれらの出来事を予見できなかったということである……歴史には我々の最善の学説を出し抜き,考え抜かれた予想を外れさせる驚くべき力がある」と述べた。

● 石油価格の高騰の衝撃を感ずる点について言えば,「確かに1974年は容易な年であったことが必ず明らかになるであろう」と,フォーリン・アフェア誌上で5人の国際的な経済学者が警告し,「一か国あるいはそれ以上の輸入国が石油代金をどうにも支払えなくなる危険は間近に,それもほんの数か月先に迫っている」と評した。そして,次のように付け加えた。「潜在的な経済的緊張は……容赦なく危機に向かって進んでいる」。

● ニューヨーク・タイムズ紙上で経済学者ジョン・E・ソーヤーは,「我々は500年続いた経済史の幕を閉ずる西洋世界の経験の上での根本的な転換を目撃している」と言明した。そして,人間には無限の将来があるとする従来の仮定は「今や根本的に改められて」おり,「今後この地上での生活は新たな,そして不慣れな抑圧された状態が続くものとなろう」と主張した。

● サイエンス誌の編集者フィリップ・H・アベルソンは,「わが国が今やすでに突入している辛苦と不満の年々からいつ抜け出せるかを知っているのは天のみである」と嘆いている。

● また,ナショナル・オブザーバー紙のヨーロッパ通信員は,パリやロンドンの一般的な風潮を見て,「今はハルマゲドン直前の冬である」と書いた。

意志の堅い,地震の被災者

◆ 最近,パキスタンは地震のために何千人もの死傷者を出したが,被災者は救援活動を促進させるとともに阻害するものともなった。医師にとって問題となったのは宗教上の慣習であった。重傷を負ったある婦人の夫は,男子による診療を妻に受けさせるくらいなら死なせたほうがよいと言って怒った。「負傷した多くの婦人は,回教の慣習に従い,男性の医師から治療を受けることを拒んだ」と,ウォール・ストリート・ジャーナル紙は報じた。

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