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目ざめよ! 1981
目81 11/22 30–31ページ

世界展望

麻薬の使用は大学生活の一部

◆ 米国ハーバード大学医学部の研究者から成る一グループは,大学生の間における麻薬の使用について学年別に調査した結果を伝え,最近次のように述べた。「過去9年間に,麻薬の使用は“正常な”大学生活との結び付きをさらに深めたようである」。「一般精神病学資料」に載ったこの研究は,コカインの使用が大学生の間で「驚くべき」増加を見せていることを明らかにしている。麻薬使用者はそうでない人と比べて性的により活発で,大学在学中に精神科医の診察を受ける可能性も多いことが分かっている。

小学校で麻薬

◆ イタリアのドメニカ・デル・コリエレ誌の報道によると,「最近の調査は,麻薬を用いたり友人にそれを売りさばいたりする若者の年齢が低下の一途をたどっており,危険なほどであることを示している」。同誌はさらに,「一部の麻薬はすでに小学校にも持ち込まれており」,「密売人の年齢は……現在までのところ12歳である」と伝えている。

“黄金の”ほほえみ

◆ ドイツの歯科医は1979年中に28㌧の金を使った。10年前にその量はわずか8㌧であった。ドイツの雑誌,メディカメント・ウント・マイヌングによると,世界中で歯科用に供される金の総量の約3分の1はドイツ人のほほえみの裏にあることになる。歯科用の金の消費量は世界中で1969年の60㌧から1980年の86.5㌧へと増加したが,そのほとんどはドイツ人歯科医の使用する金が増えたことに原因がある。

『オタマジャクシそれとも胎児,どちらを救うか』

◆ 米国のシュエーカー保健・人間奉仕長官は,最近,「国民の負担にならない政府作り」というレーガン政権の公約は堕胎を禁止すべきであるとの同政権の見解と矛盾しないかどうか尋ねられた。「記者に会う」というNBC放送のニュース番組の中で,同長官はこう答えた。「私たちとしては,アザラシの赤ちゃんを救うだとか,クジラの赤ちゃんを救うだとか,果てはスネール・ダーター[川魚の一種]を救うためにダムの放水をやめよといった提案がありながら,胎児を救わないということの方に,実際に矛盾を感じる。オタマジャクシのことになるとこれほど興奮するのに,胎児のこととなるとそうならないのはなぜなのか,理解しかねる」。

ソ連の「大の読書家」

◆ 英国ダービー市の季刊メディア・レポーター誌の中で,フィリップ・ラドクリフは,ソ連人が「大の読書家」であることを指摘し,さらにこう述べている。「全国紙および共和国紙が56の言語で8,000紙以上印刷されており,5,000に近い雑誌が発行されている。……世界一の発行部数を持つプラウダは毎日1,100万部印刷され,推定5,000万人に読まれている。……日刊紙の第2位に挙げられ,最高会議幹部会(党とは別)発行のイズベスチアでさえ,その発行部数は900万部という驚くべき数に上っている」。

セレン不足であやうく死にかける

◆ ニューヨーク州ロングアイランドに住む2歳の女児は,食事が偏っていたためにあやうく死ぬところであった。伝えられるところによると,この子は毎朝粗びきの穀物とソーセージと豆を食べ,昼食にはホットドックと豆,夕食には豚肉と豆それにご飯を食べていた。この女の子の心臓が肥大し,肺に水がたまったために,その保護者が少女を病院に連れて行った。医師たちはウイルスが病気の原因であると考えたが,その治療法では効果が上がらなかった。その時,一人の医師が中国人の研究者が3年かけて調べた研究のことを思い出した。中国の研究者たちは,食べ物の中にミネラルの一種であるセレンが欠乏していると同様の症状が見られ,死をきたすこともある事実を発見していた。様々な検査をして少女を調べた結果,その少女の体内のセレンのレベルは子供としてはこれまでに見いだされた中で最低の値であった。セレンの錠剤が与えられ,この少女は1か月以内に健康になった。セレンはこの少女が食べていなかった食物,つまり卵やマグロ,小麦胚芽,ふすま,ブロッコリ,キャベツ,トマト,玉ネギなどに天然に含まれている。

『最も野蛮な民主国家』

◆ 米国司法省司法統計局のハリー・A・スカー元局長によると,世界で最も野蛮な民主工業国は米国ということになる。このことを例示するものとして,スカーは次のような点を指摘した。最近のある1年間の米国における殺人発生率は,英国の7倍,日本の5倍であった。強盗の発生率は日本の17倍,英国の8倍にも達している。米国における婦女暴行の発生率は,英国の12倍,また日本の10倍も高い。米国では暴力事件が相変わらず増えており,昨年だけでも13%というここ12年間で最大の増加を示した。

イタリアを「ポーランドの眼鏡で見る」?

◆ ローマ・カトリック教会は最近,イタリアの慣習に縛られない中絶法の撤回を求める議案を支持し,法王ヨハネ・パウロ2世も個人的意見を述べ,中絶法を声高に非難した。しかし,票を開けてみたところ,イタリア人は2対1以上の票差で,その法の撤回を求める議案を否決したことが判明した。社会党の指導者であるベティーノ・クラクシーは法王に対して歯に衣着せずに公然と反論した政治家の一人であるが,法王がイタリアを「ポーランドの眼鏡で」見ているとして非難した。この政治家は,「教会がポーランドの人民に対して有している支配力はイタリアには全く存在しないのである」と言明した。

『挑戦に応じる』

◆ スリランカのカトリックの週刊誌ザ・メッセンジャーの最近号に,「エホバの証人に対抗する」という記事が載った。その記事は,「エホバの証人の挑戦に応じる方法」について話し合った地元の教会当局者の会合について伝えるものであった。伝えられるところによると,その会合では,「エホバの証人に対抗するために各聖堂区を効果的に組織する必要があることや,全島でこうした行動計画を推し進めるよう求める訴えをスリランカ司教協議会に提出すること」が考慮された。ザ・メッセンジャー誌は次のように伝えた。「[話し手の一人]チアニーズ神父は今日の世界におけるエホバの証人について詳細に論じ,エホバの証人がスリランカのカトリック教を侵略しつつある,と述べた。同神父はさらに,エホバの証人の熱心な宣教活動,平和と安全を求める人間の必要を満たし,キリストの2度目の到来を強調していることなどを取り上げ,エホバの証人には称賛に値する面があることを認めた」。

ネズミ皮の靴?

◆ インドではネズミを食べるヘビが足りなくて困っていると言われている。インドでは穀物の10ないし15%がネズミに食い荒らされている。ヘビの皮は靴や財布の材料として欧米で需要が高いため,なめし皮1㍍につき7,200円余りの高値で業者に買い取られている。ヘビ皮の輸出は禁止されているが,かなりの数のインド人がこれを密輸業者に売って生計を立てている。ロンドンのエコノミスト誌は次のように伝えている。「生きているヘビがその国に貢献する価値の方が,その皮を輸出する価値よりもはるかに高いであろう。しかし,ヘビを捕まえているのは非常に貧しい国の極貧階層の人々であり,別の収入源を提供しない限り,彼らがヘビ捕り用の罠を捨てるのを期待することは無理であろう」。インドで最近開発された皮なめし法を用いて,ネズミの皮をヘビ皮の代用にすることが提案されている。「残された問題はスタイルにうるさい西欧人を説得して,流行のスタイルで外出する際,ヘビ皮ではなくネズミ皮の品物を持たせることである」とエコノミスト誌は述べている。

短くなった平均寿命

◆ 寿命を延ばそうとする医学上の努力は限界に近付きつつあるのだろうか。米国では1980年にここ12年来初めて平均寿命が短くなった。1979年当時と比べると,平均で3.5か月ほど短くなっている。メトロポリタン生命保険会社のある調査によると,男子の平均寿命は1979年が70.2年であったのに対し,1980年には70.1年になった。女子の平均寿命は,1979年には77.9年であったのが,1980年には77.5年になった。

ホンジュラスから締め出されるイエズス会士

◆ 伝えられるところでは,イエズス会の司祭とメリノール会のメンバーは「宗教活動に専念せず,純粋に政治的な問題を農民や労働者に吹き込むためにその時間を用いている」として,ホンジュラスの軍の高官がイエズス会士とメリノール会のメンバーの入国を今後禁止すると発表したという。カトリックの宗教指導者は中南米の他の国々でも同様の非難を浴びることが多くなっている。

砂漠にかかる橋

◆ 去る1971年に,実業家のロバート・P・マッカローチは有名な英国のロンドン・ブリッジを5億円以上の値段で買い取り,解体して米国に送ったのち,アリゾナの砂漠でこれを組み立てた。ニューズウィーク誌はこう伝えている。「大抵の人はそうした考えをばかげたものとみなしていた。マッカローチがその何年か前に建てた“即製”の町,レイク・ハバスシティーには,川など一つも流れていなかったのである」。しかし事情は変わり,その町の人口は1万7,000人に増え,現在では人造の水路がその由緒ある橋の下を流れている。そこは「グランドキャニオンに次ぐ,アリゾナ第2の観光名所になった」とニューズウィーク誌は述べている。

変わった養子縁組

◆ ニューヨーク市のある女性とその愛人である資産家は互いに結婚することを拒む一方,二人の間に生まれた子供の法的な保護監督権を申請してそれを認められた。この二人は,結婚は別居生活を含む「互いの関係に害をもたらす」と主張したと言われる。父親がその子供を正式に養子にすることも認められた。養子縁組によって「私生児の汚名を除き……父親が先祖代々受け継いできた資産のかなりの額を子供が受け継げるようになる」というのが裁判所の弁であった。不道徳の汚名については今や何の関心も払われていないようである。

修道女募集広告

◆ スペインでは5年間に,ローマ・カトリックの修道女の数が4分の1近くも減り,1974年のほぼ8万2,000人から,1979年には6万3,000人をわずかに上回るだけになった。ベルギーのル・ソワール紙によると,修道院の中にはこうした傾向をなんとか食い止めようと,カトリックの出版物に「異例の“求人広告”」という手段に訴える所まである。同紙にそうした広告の一つが引用されていたが,それにはこう記されていた。「心身共に健康で神に召された若き乙女はヒエロニモ女子修道院に持参金なしでおいでください。新築の院内には,健康的で幸せな集団生活が待っています」。ル・ソワール紙は次のように伝えている。こうした広告は「数年前には考えられないものであったが,今では様々な女子修道会が物質的な魅力や院内の友好的な雰囲気を自賛しようと,宣伝手段に訴える傾向が強くなっている。……経済危機に見舞われている現代においてある程度の意味を持つものと思われるのは,『今では“入会持参金”なしで修道院に入れる』ということである」。

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