覚えていますか
最近の数号の「ものみの塔」誌を興味を持って読まれましたか。次の幾つかの点を思い起こせるかどうか試してみてください。
□ 無数のカトリック教徒とプロテスタント信者は,聖書の千年期の希望をどのように奪われましたか。
魂の不滅性というギリシャの教えの浸透に伴い,背教したクリスチャンは地的な“パラダイス”を天的なものに変え,聖書が示す千年期の希望を捨て去りました。西暦前の時代に,ユダヤ人の間でも同様の背教が生じました。復活の希望の代わりに,不滅性に関するギリシャの考え方を取り入れたのです。―7月15日号,11,12ページ。
□ クリスチャンの生活に生じる様々な問題は,当人にとってどのように励ましに変わりますか。
インフレや汚染や病気といった日常の諸問題に直面すると,クリスチャンは聖書の比類のない助言に従い,それが本当に役立つことを悟ります。これはその人にとって大きな励ましとなり,自分の知恵にではなく常に神の知恵に頼ることを教えられます。(詩 119:105)―8月1日号,7ページ。
□ 家から家の活動はどうしてエホバからの祝福と言えますか。
家から家に宣べ伝えるために時間を用いるなら,エホバのクリスチャン証人は世の誘惑にさらされないよう守られます。(ヨハネ第一 2:15,16)この活動にあずかることにより,他の人々に役立つことを行ない,一層同情心に富み,感情移入をすることを学びます。また,自分のために天に宝を積み,エホバ神とキリスト・イエスを友とすることになります。(マタイ 6:19-21。ルカ 16:9)そして,謙遜さを培うことにもなります。―8月15日号,15,16ページ。
□ 神の王国政府に対するわたしたちの信仰を試すために,どんな個人的な質問をしてみるとよいでしょうか。
わたしたち個人としてはこの世をどう見ているでしょうか。その中にあって,自分を『外人』,また『外国人』とみなしていますか。地域社会の他の人々はわたしたちを異なったものと見ていますか。自分にはその政府の臣民になる見込みがあると考えることができますか。他の人々にその王国を忠節に唱道していますか。―8月15日号,17,27ページ。
□ より小さい者として行動するのはなぜ賢明であると言えますか。
聖書は,そのような知恵の道がエホバ神,仲間のクリスチャン,自分の家族の成員などとの良い関係に寄与することを示しています。さらに,他の人に有利な立場や優先権を与えると,生活は一層幸福なものになります。(使徒 20:35)―9月1日号,25ページ。
□ 他の多くの人々とは異なり,エホバの証人は強制収容所の中でもどうして信仰を失わずにすんだのでしょうか。
神とそのみ言葉に対する全き信頼は,1日1日生きてゆく際の基準を与えるものとなりました。それは精神および道徳の面での平衡を保つのに役立ち,そのおかげで心配して健康を損なったり,絶望感によって力を失ったりすることが避けられました。―9月15日号,11,12ページ。
□ どうすれば結婚生活で神を考慮に入れることができますか。
その秘けつは配偶者同士が各々神と個人的で緊密な関係を持ち,親切や寛容,辛抱強さなどの神の特質を反映することにあります。―10月1日号,13-15ページ。
□ 預言者ミカは今日のエホバの証人にとってなぜ立派な模範と言えますか。
ミカは霊的な弱虫ではありませんでした。霊的な力に満たされ,罪を罪として明らかにしました。“だれがヤハのようであるか”という意味を持つその名は,偽りの神々すべてに対する裁きの挑戦的な音信にふさわしいものでした。(ミカ 3:8)―10月15日号,11-13ページ。