あなたは4月に補助開拓奉仕を行なえますか
1 イエスは,その成果が全人類の将来を左右しうるほどの重大性を帯びた業を開始なさいました。(マタイ 4:17)それは良いたよりを宣べ伝え,弟子を作る業です。この業は「終わり」の直前に,王国の音信が「あらゆる国民に対する証しのために,人の住む全地で宣べ伝えられる」ようになる時に,最高潮に達します。―マタイ 24:14。
2 今や事物の体制の終結に到達したことから,この業はかつてないほど緊急なものとなっています。人々の命がかかっているため,不必要に業を遅らせるなら,事の成り行きに多大な影響を及ぼしかねません。補助開拓奉仕の取り決めはこの緊急な業を成し遂げるにあたり,より活発になるよう多くの人を力づけてきました。あなたは4月に補助開拓奉仕を行なえますか。
絶好の機会となる4月
3 完全な五つの週末があるゆえ,4月は多くの人にとって補助開拓者となるまたとない月です。全時間の世俗の仕事に就いている人々でさえもそうすることができるかもしれません。昨年補助開拓奉仕を行ない大いに祝福された人の中には,今年も同様の奉仕を味わいたいと願う人々もいます。今計画を立てることにより,あなたは4月に補助開拓奉仕を行なえますか。是非とも,既にこの奉仕に任命されている人々とその可能性について話し合い,実際的な種々の提案を得るようにしてみませんか。同時に長老たちは,すべての補助開拓者が奉仕を十分に楽しめるよう,必要な区域や野外奉仕の取り決めを設けることでしょう。それでどうぞ,直ちに申込書を長老に求めてください。
4 奉仕を拡大するなら幸福は一層増し加わります。それによって他の個人的な関心事を犠牲にするとしても,惜しみなくまくなら,増し加えられた霊的祝福を刈り取ることができます。(コリント第二 9:6後半)魂を込めてエホバのために働く人は,新しい弟子たちを豊かに収穫するという『喜びに満たされる』のです。―使徒 13:48,52。
神権的な一つの踏み石
5 補助開拓奉仕の喜びを初めて味わった後,多くの人が正規開拓奉仕を始めました。このように,補助開拓奉仕はより大きな幸福に向けての踏み石の役割を果たします。4月そして続く月々補助開拓奉仕を行なえるなら,再訪問や聖書研究の面で進歩を遂げることができるかもしれませんし,さらにそれは来奉仕年度の初めである9月に正規開拓奉仕へと円滑に移行する助けとなることでしょう。
6 多くのエホバの証人は,なぜこの時期に,この体制における物質的な利益を求める代わりに,自らの宣教を拡大しているのでしょうか。それはエホバを賛美し,その目的について人々に伝えたいと願っているからです。「世は過ぎ去りつつあり,その欲望も同じです。しかし,神のご意志を行なう者は永久にとどまります」ということをわきまえています。(ヨハネ第一 2:17)また彼らは,収穫の主人が「収穫に働き人を遣わしてくださるよう」にとの自分たちの祈りと調和し,誠実に行動します。―マタイ 9:37,38。
7 神と隣人に対する純粋な愛は,わたしたちの能力の及ぶ限り弟子を作る業にあずかるよう励ますものとなります。(マタイ 22:37-39; 28:19)たとえ個人的な種々の事情によって多くの人が開拓伝道者になることができないとしても,それぞれの状況下でエホバへの奉仕に最善を尽くしているなら,わたしたちは『あらゆる人が救われるよう助けるために骨折って働き,また努力している』者として推奨されます。―テモテ第一 4:10。