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ローマものみの塔出版物索引 1951-1985
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1:26 目80 9/22 24; 塔78 6/1 31; 塔75 556; 塔74 676; 塔73 48,91,159,382; 平73 150; 目65 3/8 15; 目62 7/8 26; 塔52 312
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ローマ 注釈 1章新世界訳聖書 (スタディー版)
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恥ずべき性欲: ギリシャ語パトスは,強い欲望,奔放な情欲を指す。文脈から明らかなように,性的な性質の欲望を指す。こうした欲望は恥や不名誉をもたらすので,ここで「恥ずべき」こと(ギリシャ語アティミア,「不名誉」,「恥」)と表現されている。
自然: 自然な性交のこと。ここで使われているギリシャ語フュシコスは,自然界の確立された基本的な秩序や機能に沿ったことを指す。パウロは,ロマ 1:26,27の論議を展開するに当たって,創造に関する創 1:27の言葉を念頭に置いていたのかもしれない。パウロは,「男性」,「女性」に当たる普通のギリシャ語ではなく,性別の違いをよりはっきり示す語を使っている。それらの語は,セプトゥアギンタ訳の創 1:27や,その聖句を引用したマタ 19:4,マル 10:6でも使われている。創世記の記述によると,神は最初の人間夫婦を祝福し,増えて「地上全体に広が」るようにと言った。(創 1:28)同性愛行為は自然に反している。そうした性的な行動は,創造者が当初人間のために作った取り決めから外れていて,子供を生み出すことにはつながらないから。聖書の中で同性愛行為は,反逆した天使が行った性行為と同等に扱われている。邪悪な天使として知られるようになったその天使たちは,ノアの時代の大洪水の前に女性と性関係を持った。(創 6:4; 19:4,5。ユダ 6,7)神はそうした行為を不自然なものと見ている。ロマ 1:27の注釈を参照。
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