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  • 「そのような本でしたら,1冊もう持っています」
  • 王国奉仕 1971
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王国奉仕 1971
宣 71/2 3–4ページ

「そのような本でしたら,1冊もう持っています」

1 昨奉仕年度中,かつてないほど多くの書籍が日本で配布されました。その数は,なんと444,805冊に上り,その前の奉仕年度中に配布された本の数を,83,621冊も上回っています。しかし,聖書研究のための手引きを配布するのは,目的を達成するための手段であって目的そのものではありません。したがって,そうした書籍が配布された結果何が起こったかが,わたしたちすべてにとって肝心なことなのです。

2 良いことが起こりました。日本の年報によると,まず,野外での奉仕者が平均1,774人増加しました。次に,前年より2,981件も余計に家庭聖書研究が司会され,合計すると,月平均15,196件という割合になります。働き人も,配布も,そして研究もふえたのです。ですが,書籍を配布したあとのわざを,さらに効果的に行なえないものでしょうか。上記の数の研究が,大部分協会の提案した6か月の研究課程に基いづて開始され,司会されたものと仮定するなら,それらの研究は大半が新しく取り決められたものか,数か月間しか司会されていないものになります。と言うことは,29冊の書籍が配布されるごとに,わずか1件の聖書研究が始まるという計算になります。

3 では,わたしたちの区域内の家々に配布された書籍,29冊につき残りの28冊はどうなっているのでしょうか。価値あるそれらの本は,最良の本である聖書とともに,本だなに飾ってあるだけですか。戸別伝道をしているとき,何度となく経験することですが,読んでいただきたい,すぐれた聖書研究用の手引きがありますと説明を始めるや,「そのような本でしたら,1冊もう持っています」と家の人から告げられる場合があります。それを聞くと,とてもうれしく思います,と,うれしそうに答えます。が,そのあと,どうしますか。さらに,その人に何かほかのものを配布しようとしますか。それとも,すでにお持ちの本を読んでいただきたい,と言いますか。本を配布した人がもう1度お尋ねしますから,その時は,聖書について討議をし,お持ちの本を使って聖書の研究をなさるのはよいことです,と告げますか。これで,ほんとうに十分と言えるでしょうか。こうした励みがもとで,家庭聖書研究が始まるでしょうか。まず始まらない,と言ってよいでしょう。

4 それなら,植え,水を注ぎ,神に成長させていただくという聖書の原則を適用してみてはいかがですか。(コリント前 3:6-9,新)植える作業は済んだのですが,種は休眠しているのです。だれも再訪問をしていません。この機会を利用して,アポロのように水を注いでください。家の人がすでに本を1冊持っているからといって,わたしたちの訪問の目的は変わりません。最初の訪問の時から,聖書研究を始めるという目標を目ざすのが最善です。1970年8月号の「王国奉仕」に載った,第3番目の集会に関する概略の中で,「真理」の本を用いて研究を始める,実際的で実地に応用できる方法が取り上げられました。「そのような本でしたら,1冊もう持っています」と言う人に会ったなら,戸口でその方法をためしてみてはいかがですか。

5 わたしたちの前にはすばらしい見込みが置かれています。わたしたちの区域内の人々に配布された本,29冊につき28冊中のかなりのものが,自分の目にする事柄を嘆き悲しんでいる人々の手に渡っているのです。その人たちが本を求めたことは,彼らが神について関心を持っているという事実を示しています。ですから,「そのような本でしたら,1冊もう持っています」と言う人に会ったなら,その人と聖書究研を始めて,将来に関する神の目的が何かを理解できるように援助しましょう。そうすれば,その人のため息は安堵の吐息に,悲しみの涙は喜びの涙に変わることでしょう。―エゼキエル 9:4。

6 もし,家の人が研究の申し出に応じないなら,場合によっては,巧みに予約を勧めることもできます。そうすれば,いわば雑誌の定期的な“訪問”によって,家の人は益を受けるでしょう。現在真理にはいっている人の中には,そうした予約を通して初めて関心を呼び起こされた人が少なくありません。

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新しい家庭聖書研究を始めるべき時節は今です

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