『聖書の教え』の本 ― 聖書研究の主要な手引き
1 「敬虔な従順」地域大会で,「聖書は実際に何を教えていますか」という本が発表されたのは,なんとすばらしいことだったのでしょう。出席者たちは土曜日のプログラム終了後に自分用の本を受け取って喜びました。この教えるための新しい道具は,どのように活用されるのでしょうか。これは,聖書研究の主要な手引きとなるように準備されました。この新しい本は3月に初めて提供文書として用いられますが,奉仕者は聖書研究を取り決めて司会するためにこの本をすぐに使い始めるよう勧められています。
2 今行なっている聖書研究: 「知識」の本または「求め」や「満足のいく生活」のブロシュアーで聖書研究を司会している奉仕者は,いつどのように新しい出版物を使い始めるかに関し,良い判断を働かせる必要があります。研究が最近始まったばかりであれば,新しい本の最初から始めることができます。「知識」の本がある程度進んでいるなら,『聖書の教え』の本の対応する章から研究を続けることもできるでしょう。「知識」の本の終わりに近づいているなら,その本を学び終えることにするかもしれません。
3 『聖書の教え』の本の研究から益を得られる人をたくさん知っておられることでしょう。そうした人すべてに,順を追って学べるこの本を手引きにして聖書研究をするよう勧めるのはいかがでしょうか。例えば,「求め」や「満足のいく生活」のブロシュアー,または「知識」の本を学んだものの,献身とバプテスマの段階まで進歩しなかった人は,新しい本を用いて研究を再開したいと思うかもしれません。親は,神のご意志に関する正確な知識を子どもに伝えるために,この本を用いることができます。―コロ 1:9,10。
4 2冊目の本を学ぶ: 聖書研究生が「聖書は実際に何を教えていますか」を学び終えた後に,2冊目の本を学ぶ取り決めはありますか。はい,あります。研究生がゆっくりであっても進歩しており,学んでいる事柄に対する感謝や認識を培っていることが明らかであれば,「唯一まことの神を崇拝する」の本を使って聖書研究を続けることができます。『聖書の教え』の本は,わたしたちが人々を弟子とする任務を遂行する上で,強力な道具となるに違いありません。―マタ 28:19,20。