あなたの奉仕会
11月12日に始まる週
20分: 46番の歌。開会のことば,聖句と注解および支部の手紙。紹介として適切な聖書の話を用いて,書籍の提供の仕方と,家庭聖書研究のすすめかたを実演で示すことができる。
3分: 10月の会計報告。
10分: 「真理を教えることによって,わたしたちの自由を行使する」。2,3人の兄弟による討議。
15分: 「幼子たちを…来させなさい」。質問と答えで討議する。
12分: 閉会のことば。またこの「王国奉仕」の折り込みに基づく一連の公開講演の取り決めを発表する。時間があれば,1972年11月1日号の「なぜ義務を真剣に考える必要があるのですか」と題する記事の要点を取り扱う。114番の歌
11月19日に始まる週
10分: 61番の歌。開会のことば,聖句と注解。質問箱の資料を扱う。
28分: 自制の必要。質問は次の資料に基づく。「ものみの塔」1967年10月1日号,585-618ページ,1969年11月1日号,649-661ページ。そして「助け」〔英文〕1468ページ。下記の質問を用いて聴衆と討議する。(ごく短い紹介: もしわたしたちが心をつくし,魂をつくし,思いをつくし,力をつくしてエホバを愛するのであれば,自分の全体を制御する必要がある。わたしたちは自分の心の動機を絶えず調べ,考える能力を制御し,自分の力と活動を有益な道へと導くことが必要である。わたしたちは魂をつくしてエホバに奉仕し,エホバの是認と祝福を受け続けるために自制が必要である。)(1)自制とは何か。(「助け」1468ページ)(2)わたしたちはエホバが人類に対して自制を働かせたことから,どのように益を得ているか。(エレミヤ 18:7-10。ペテロ後 3:9)(3)職場や学校で不当な扱いを受けた場合,イエスの自制に関する模範はどのように励みとなるか。また野外奉仕で生ずるどんな状況のときに,自制が求められるか。(ペテロ前 2:21-23)(4)家でいらいらするような事態が生じるときに,わたしたちの問題の扱い方がこの世の人のそれと全く違っていなければならないのはなぜか。(例を用いて発展させる。)(ガラテヤ 5:22,23。テモテ後 3:1-7)(5)子どもを矯正するさいに,親が自制を失うなら,こらしめの価値は減少する。なぜか。(エペソ 6:4。ヘブル 12:9-11)(6)不完全な人間であるわたしたちは,罪の傾向を制御するため何をせねばならないか。(コリント前 9:25,27。ペテロ後 1:5-8)(7)監督,つまり長老たちが自制心を持つのがとくにたいせつなのはなぜか。(テトス 1:8-11。テモテ後 2:23-26)(8)長年にわたるエホバへの忠実な奉仕の記録は,自制心を保つのに十分ではないことを,ダビデ王の場合どう示しているか。(サムエル後 11:2-4)(9)男女を問わず,どんな場合に結婚するのはふさわしいか。そしてなぜか。(コリント前 7:9,32-38)(10)結婚するには若すぎる場合に,その人はどのように情欲を抑えることができるか。(ロマ 12:12。ピリピ 4:8,9)わたしたちの生活のあらゆる面で自制を培うよう励まして結論とする。
10分: 順応すべきか,それとも順応すべきではないか。(1972年11月1日号「ものみの塔」の665-668ページ)
(4分)2人の10代の若者の話し合いで,そのひとりは,記事の中の聖書的な助言に対して最初はあまりよくない態度をとる。この話し合いを土地の状況に当てはまるものにする。すばらしい資料である。
(6分)長老のひとりが10代の若者の記事の価値について聴衆と話し合う。どれだけの親たちが,自分の10代のむすこや娘とこれらの記事を実際に討議しただろうか。いくつの記事が討議されてきたか ― 3つ,4つ,またはそれ以上?(ただこれらの質問を提出するだけで,手を上げてもらう必要はない)今までに12の記事が載せられた。親たちは残りの記事をいつ討議するだろうか。(そうすることのできる今,決心してはどうであろうか。)ひとりの若者は,これらの記事に関してこう言った。「わたしはこれらの記事の中で言われていることを理解しましたが,両親がわたしといっしょにすわって討議してくださったとき,それらの記事に対するわたしの認識は大いに増し加わりました」。過去1年間のこれらの記事の主要な考えのいくらかを復習し,その資料がどれほど時宜にかなったもので,励みとなるものであるかを示すことができる。会衆の若い人びとにいちばんふさわしいものを選ぶ。
12分: 閉会のことば。「かしらの権に対する女性の敬意 ― どのように表わされるか」と題する記事(1972年11月1日号の「ものみの塔」の669-671ページ)の中の原則を討議する。姉妹たちがいつかぶり物をつけるべきであるかを全員が必ず理解できるようにする。75番の歌。
11月26日に始まる週
5分: 113番の歌。開会のことば,聖句と注解。
10分: 精力的な野外奉仕の必要に関する話。家から家の伝道を強調する。「組織」の本〔英文〕の114から116ページ,または「ともしび」の本の69-77ページに基づく話。
15分: 「良いたよりを伝える」。提案されている話の始め方の一つを実演で示す。
15分: 「偉大な教え手」の本の運動の時のための話し方。「偉大な教え手」の本を提供するのは初めて; 人びとは,家から家のわざでそれを見ていない。たいていの家庭には幼い子どもか孫がおり,彼らの必要とするものに関心がある。本の5ページに見られる要点に基づいて話をすることができる; その本は,今広くゆきわたっている“世代の隔たり”を防ぐのに役だち,対話の機会を与えてくれる。伝道者たちは,若者の問題に関する土地のニュースに目ざとく注目することができる; 状況に合った章を選び,その話題について話すようにする。17章か23章を用いることができる。「偉大な教え手」の本そのものは,子どもたちにとってすばらしい贈物となる; 子どもたち各自が自分の本を持てるように一軒の家で数冊の本を提供できる。(「偉大な教え手」の本からの要点を強調して提供する場面を実演で示す)。「偉大な教え手」の本を街頭の奉仕で提供して見たいと思うかもしれない; 多くの家族は,わたしたちが中にはいれないホテルや建物に住んでいる。本を手に持ってそれらの人びとに話しかけるのはとても良い方法である。「偉大な教え手」の本はまた,教育をあまり受けていない人びとにとってもすぐれたものである。「偉大な教え手」と大きいほうの本を十分求めるようすべての人を励ます。
15分: 閉会のことば。1972年11月1日号の「ものみの塔」の中の「なぜ義務を真剣に考える必要があるのですか」と題する記事の中の要点を取り扱う。58番の歌。
12月3日に始まる週
10分: 69番の歌。開会のことば,聖句と注解および神権的ニュース。
15分: 宣べ伝えて,弟子を作るわたしたちの活動を報告する。
(3分)報告の正しい見方。「組織」の本〔英文〕127,128ページ(または「ともしび」の本の107ページ)に基づく話。報告を出す理由とともに,報告することから得られる益を強調する。「わたしたちの野外活動を報告する」と題する記事に注意をひく。
(12分)「組織」の本〔英文〕126,127ページ(2,3の点は訂正されているが,その内容は「ともしび」の本の103から107ページと同様である)に基づく下記の点を聴衆と討議する: (1)いつ報告を出したらよいか。(2)野外奉仕の時間に関して,何が報告されるべきか。(たとえば,職場で昼休み中に行なう証言,親族や近所の人びとなどに行なう証言。こうした事がらを覚えておくのは,それによって“面目を施す”ためではなく,ただ協会が完全な報告を得ることを非常にうれしく思っているにすぎないことを示す)。(3)再訪問として何を報告できるか。(証言するために手紙を書くこと,証言をしたり,聖書研究の約束をしたり,会衆の集会へ新しく関心を持った人を連れていったりするために電話をかけること,雑誌を届けることなどが含まれる。)(4)どんな場合に雑誌の配布を報告できるか。(街頭,また戸別伝道などで配布した雑誌に加え,留守の家の戸口に残しておくなどして,無料で配布する古い号の雑誌を含めるよう兄弟たちに勧める。現在のところ,ある兄弟はそのようにして配布したものを数えるのは正しくないという考えを持っているようですが,わたしたちの報告が完全なものとなるようそれらすべてを含めていただければ幸いです)(5)聖書研究はいつから,どのように数えるか。
次の点を説明してこの討議の結論とする; 提出される報告は,わたしたちすべてに励みを与える。なぜなら,そうした報告は,預言が成就していること,良いたよりが宣べ伝えられていること,また「他の羊」が集められていることを理解する助けとなるから。
25分: 土地の会衆の必要に適したプログラム。
10分: 閉会のことば。1972年9月15日号の「ものみの塔」の中の「自分自身の悟りではなく神に信頼を置きなさい」(551-553ページ)と題する記事からの考えを含める。不信者と結婚することの危険,また神の義に信頼することの重要さを強調する。32番の歌。